Fujifilm XF 50-140mm f/2.8 R LM OIS WR 140mm
防塵防滴構造と5段分の手ブレ補正を備え、f/2.8通しの明るさで76-213mm相当をカバーする本格的な望遠ズームです。トリプルリニアモーターによる高速AFと、5枚のEDレンズを含む23枚16群の光学設計が、厳しい環境下でも高い解像力を発揮します。995gの堅牢なボディは、スポーツや野生動物の撮影において信頼性の高い機材を求めるプロフェッショナルに最適です。
概要
30秒まとめ
重いし、ちょっとうるさい。でも画質と信頼性はXマウント最高峰。これ無しでプロの現場に行くのは、もはや片手落ちだ。
メリットとデメリット
長所
- 開放から文句なしのキレ味。ズーム全域で驚異的なシャープネス 99th
- f/2.8通しの明るさで、暗所でもISOを上げずに済む 98th
- 防塵防滴・耐低温のタフなボディ。現場での信頼感が違う 97th
- 5段分の手ブレ補正が強力で、手持ち撮影の幅が広がる 81st
短所
- 995gは重い。小型ボディとの組み合わせは正直疲れる
- AFモーターのヒスノイズが動画撮影の邪魔をする
- 三脚座に個体差あり。ガタつく場合は交換を検討すべき
- 最短撮影距離1m。寄れないので花や小物撮りには不向き
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 73 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
光学性能は98パーセンタイルと、まさに別格。絞り開放から画面の隅々まで驚くほどシャープで、色収差はほとんど見当たらない。AFもトリプルリニアモーターのおかげで高速かつ静か、とまではいかない。実はここが唯一の弱点で、動画撮影中にAF駆動の「ジー」というヒスノイズを内蔵マイクが拾いやすい。静止画メインなら問題ないが、静かな環境での動画撮影には注意が必要だ。手ブレ補正は5段分と強力で、暗い場所でも手持ちの歩留まりを大きく上げてくれる。
スペック
全スペック一覧
Optics
| Type | Zoom |
| Focal Length Min | 50 |
| Focal Length Max | 140 |
| Elements | 23 |
| Groups | 16 |
| ED Elements | 6 |
| Coating | Nano-GI (Gradient Index) coating |
Aperture
| Max Aperture | f/22 |
| Min Aperture | f/2.8 |
| Constant | Yes |
| Diaphragm Blades | 7 |
Build
| Mount | Fujifilm X |
| Format | APS-C |
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 1.0 kg / 2.2 lbs |
| Filter Thread | 72 |
AF & Stabilization
| AF Type | Triple Linear Motor |
| Stabilization | Yes |
| Stabilization Stops | 5 |
Focus
| Min Focus Distance | 1000 |
| Max Magnification | 0.12x |
競合製品との比較
直接の競合は少ないが、タムロン18-300mm f/3.5-6.3は利便性で勝負してくる。広角から超望遠まで1本で済むが、f/2.8通しの明るさと画質ではXF 50-140mmに遠く及ばない。逆に、キヤノンRF 28-70mm f/2.8 IS STMはフルサイズ用で、ボケの質と高感度耐性では有利だが、システムが全く違う。Xマウントでプロ級の望遠ズームを求めるなら、このレンズ一択だ。
| Spec | Fujifilm XF 50-140mm f/2.8 R LM OIS WR 140mm | Tamron Di III 17-70mm f/2.8 Di III-A VC RXD | Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | Sigma Contemporary 16-28mm f/2.8 DG DN | Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 | Sony G SELP28135G.SYX |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Focal Length | 50-140mm | 17-70mm | 17-28mm | 16-28mm | 12-60mm | 28-135mm |
| Max Aperture | f/22 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/4 |
| Mount | Fujifilm X | Fujifilm X | Nikon Z | Sony E | Micro Four Thirds | Sony E |
| Stabilization | true | true | false | false | true | true |
| Weather Sealed | true | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 995 | 544 | 450 | 450 | 320 | 420 |
| AF Type | Triple Linear Motor | RXD | Stepping Motor | Stepping AF Motor | linear motor | SSM |
| Lens Type | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | Bokeh | Build | Macro | Optical | Aperture | User Sentiment | Versatility | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Fujifilm XF 50-140mm f/2.8 R LM OIS WR 140mm | 98.1 | 13.8 | 44.8 | 28.2 | 98.7 | 21 | 80.5 | 78.1 | 80.4 | 96.9 |
| Tamron Di III 17-70mm f/2.8 Di III-A VC RXD Compare | 53.7 | 87.4 | 69.6 | 85.9 | 91 | 84.6 | 63.4 | 89.3 | 85 | 83.4 |
| Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 Compare | 87.4 | 87.4 | 75.9 | 85.9 | 88 | 84.6 | 90.8 | 67.3 | 68.7 | 37.8 |
| Sigma Contemporary 16-28mm f/2.8 DG DN Compare | 87.4 | 87.4 | 75.9 | 77.8 | 97.2 | 84.6 | 75.6 | 68 | 62.6 | 37.8 |
| Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 Compare | 98.1 | 87.4 | 84.6 | 51.9 | 91 | 84.6 | 44.2 | 93.1 | 67.7 | 83.4 |
| Sony G SELP28135G.SYX Compare | 94.4 | 78.5 | 77.7 | 34.1 | 88 | 67.2 | 63.4 | 92.4 | 55.5 | 93.4 |
価格
コストパフォーマンス
価格は店舗によって$1260から$207990と、驚くほどバラつきがある。もちろん後者は論外として、$1500前後で手に入れられれば、この光学性能と防塵防滴の造りは破格のコスパだ。フルサイズ換算で70-200mm f/2.8に相当するレンズと考えれば、その価値はさらに際立つ。予算を抑えたいなら、Best Buyなど信頼できる販売店で最安値を狙うのが賢い。
Amazon.it 1件の価格 最安 €1,330
Price History
詳細情報
概要
富士フイルムのXF 50-140mm f/2.8は、Xマウントユーザーにとっての「大三元」望遠ズームだ。76-213mm相当の画角をカバーし、ズーム全域でf/2.8の明るさをキープ。光学性能とAF速度は、我々のデータベースでもトップクラスに位置している。簡単に言えば、これ1本でポートレートからスポーツ、イベント撮影まで、プロの仕事をこなせるレンズだ。
ただし、995gの重さは覚悟が必要だ。小型軽量がウリのXシリーズボディに付けると、どうしてもフロントヘビーになる。だが、その重さを補って余りある画質と信頼性を持っている。防塵防滴のタフな造りで、少々の悪天候も気にならない。本気で写真を撮るなら、このレンズは間違いなく「買い」だ。
よくある質問
Q: このレンズは動画撮影に向いていますか?
画質と手ブレ補正は素晴らしいが、AFモーターのヒスノイズが内蔵マイクに乗りやすい。外部マイクを使うか、静かな環境ではMFを併用するのが現実的な解決策だ。
Q: テレコンバーターは使えますか?
ああ、使える。富士フイルムの1.4倍と2倍テレコンに対応していて、2倍でも画質の低下は許容範囲内だ。どうしても400mm相当以上が必要なら、検討する価値はある。
Q: X-T30のような小型ボディでも大丈夫ですか?
物理的には付くが、正直おすすめしない。レンズが圧倒的に重く、ホールド感が悪い。縦位置グリップを付けるか、X-T5やX-H2シリーズのような大きめのボディとの組み合わせが快適だ。
おすすめできない人
軽量コンパクトなシステムを求めているなら、このレンズはやめておけ。X-E4やX-T30との組み合わせはストレスが溜まるだけだ。代わりに、小型のXF 70-300mmや、割り切って単焦点のXF 90mm f/2を検討した方が幸せになれる。
総評
Xマウントで最高の描写と信頼性を求めるなら、迷わずこのレンズを選ぶべきだ。重さとAFの動作音という明確な欠点はあるが、それを補って余りある光学性能と防塵防滴のタフさがある。ポートレート、スポーツ、ウェディング。このレンズ1本で、撮影の質が一段階上がる。プロアマ問わず、本気のXユーザーにこそ使ってほしい1本だ。