BenQ EX271UZ
4K解像度と240Hz駆動の27インチOLEDパネルは、0.03msの応答速度と1000nitsのピーク輝度により、鮮明さと流動性を両立している。USB-C 90W給電やKVM機能を内蔵し、付属のリモコンによる直感的な操作も実現する高い統合性が際立つ。このモニターは、HDR対応のAAAゲームと色精度99% DCI-P3が求められる映像制作の両方を1台でこなしたいユーザーに最適だ。
概要
30秒まとめ
BenQ MOBIUZ EX271UZは、27インチ4K QD-OLEDで240Hz駆動という、現状ほぼ頂点のゲーミングモニターだ。色域99% DCI-P3、応答速度0.03msで、クリエイティブ作業にも耐える万能さが光る。価格は販売店によって乱高下しているが、$1,000前後で手に入ればコスパは極めて高い。据え置き専用の重量級なので、持ち運びは諦めてほしい。
メリットとデメリット
長所
- 4K 240HzのQD-OLEDパネルは、色域と速度の両方で現行トップクラス 99th
- 99% DCI-P3カバー率で、ゲームもクリエイティブ作業も高水準にこなせる 98th
- KVM内蔵と90W USB-C給電で、マルチデバイス環境がすっきりまとまる 98th
- 0.03msの応答速度とFreeSync Premium Proで、高速ゲームでも破綻しない 95th
- 付属リモコンとBenQ独自のPixSoul Engineで、画質調整が直感的
短所
- 7.4kgと重く、可搬性スコア16.1点は事実上の据え置き専用
- 価格帯が広く、新品と整備品で$28,601もの開きがあるのは混乱を招く
- 人間工学スコア72点と、スタンドの調整幅は価格を考えると平均的
- 内蔵スピーカー非搭載で、別途オーディオ環境が必須
- ソーシャルプルーフが46パーセンタイルと、まだユーザー評価の蓄積が少ない
実証データ
パフォーマンス
240Hzのリフレッシュレートと0.03msの応答速度の組み合わせは、4K解像度ではまだ珍しい領域だ。実際のところ、このスペックはパフォーマンススコアで98パーセンタイルという、ほぼ頂点に位置している。FPSやレースゲームでカメラを素早く振っても、残像感はほぼゼロ。有機ELの真価であるピクセル単位の高速応答が、ここまで解像度が高いと没入感を別次元に引き上げてくれる。
FreeSync Premium Pro対応で、ティアリングやスタッタリングも気にならない。HDR10と1000nitsのピーク輝度のおかげで、暗いシーンと明るいエフェクトのメリハリが強烈だ。DisplayHDR True Black 400の認証通り、黒が本当に黒く沈むので、ホラーゲームや宇宙ものの雰囲気は格別。ただし、このパネルをフルに活かすには、それなりのGPUが必要なのは言うまでもない。
スペック
全スペック一覧
Display
| Size | 27" |
| Resolution | 3840x2160 (4K UHD) |
| Panel Type | OLED |
| Aspect Ratio | 16:9 |
| Curved | No |
Performance
| Refresh Rate | 240 Hz |
| Response Time | 0.03 |
| Adaptive Sync | FreeSync Premium Pro |
Color & HDR
| Brightness | 1000 nits |
| Color Gamut | 99% DCI-P3 |
| Color Depth | 1.07 Billion Colors |
| HDR | HDR10 |
| HDR Support | HDR |
Connectivity
| HDMI Ports | 2 |
| DisplayPort | 1 |
| USB-C | 1 |
| Thunderbolt | N/A |
| Speakers | No |
| Headphone Jack | Yes |
Ergonomics
| Height Adjustable | Yes |
| Tilt | Yes |
| Swivel | Yes |
| Pivot | No |
| VESA Mount | 100x100 |
Features
| Webcam | No |
| Touchscreen | No |
| PIP/PBP | No |
| Power | 37 |
| Weight | 7.4 kg / 16.4 lbs |
競合製品との比較
直接のライバルは、同じ第3世代QD-OLEDパネルを使うMSI MPG 272URX QD-OLEDだ。MSIはよりゲーミングに振ったデザインと、冷却周りの独自機構で差別化している。一方BenQは、PixSoul Engineによる画質モードの豊富さやリモコン操作で、コンソールゲーマーや映像鑑賞メインの人に訴求する。ASUS ROG Strix XG27AQDMGはWOLEDパネルで、黒の沈み込みでは一歩譲るが、価格次第では対抗馬になる。
LG UltraGear 45GX950A-Bはサイズが大きく没入感で勝るが、デスクスペースを取る。Samsung Odyssey Neo G9 LS57CG952NNXZAは超ウルトラワイドで別次元の体験だが、4K 240Hzのシャープさと応答速度ではEX271UZに分がある。結局、27インチで最高の画質と速度のバランスを求めるなら、BenQは最右翼だ。
| Spec | BenQ EX271UZ | LG UltraGear 45GX950A-B | ASUS ROG Strix XG27AQDMG | MSI MAG 271QPX QD-OLED E2 | Samsung Odyssey G60SD | Dell UltraSharp U4025QW |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Screen Size | 27 | 44.5 | 26.5 | 27 | 27 | 39.70000076293945 |
| Resolution | 3840 x 2160 | 5120 x 2160 | 2560 x 1440 | 2560 x 1440 | 2560 x 1440 | 5120 x 2160 |
| Panel Type | OLED | OLED | OLED | QD-OLED | QD-OLED | IPS |
| Refresh Rate | 240 | 165 | 240 | 240 | 360 | 120 |
| Response Time Ms | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 | 5 |
| Adaptive Sync | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | Adaptive-Sync |
| Hdr | HDR10 | DisplayHDR True Black 400 | HDR10 | DisplayHDR True Black 400 | HDR10+ | DisplayHDR 600 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | Color | 携帯性 | Display | Feature | Ergonomic | Performance | Connectivity | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| BenQ EX271UZ | 98.7 | 84.9 | 97.6 | 72.1 | 72.9 | 98 | 95.4 | 45.5 |
| LG UltraGear 45GX950A-B Compare | 99.4 | 82.2 | 99.7 | 97.1 | 90.5 | 96.3 | 97 | 95.3 |
| ASUS ROG Strix XG27AQDMG Compare | 96.7 | 73.6 | 75.8 | 72.1 | 90.5 | 98 | 93.4 | 90.4 |
| MSI MAG 271QPX QD-OLED E2 Compare | 99 | 63.5 | 76.6 | 85.9 | 90.5 | 98 | 82 | 99.5 |
| Samsung Odyssey G60SD Compare | 90.9 | 45.2 | 76.6 | 72.1 | 90.5 | 99.6 | 87.9 | 95.3 |
| Dell UltraSharp U4025QW Compare | 97.8 | 82.2 | 95.5 | 97.1 | 90.5 | 56.6 | 99.3 | 95.3 |
価格
コストパフォーマンス
この製品の価格は、販売店によって$800から$29,401と、とんでもない開きがある。これは整備品や在庫処分品と、法外なプレミア価格をつけている転売業者が混在しているためだ。現実的な相場は、Memory ExpressやNeweggの正規品で$1,000前後と見ていい。この価格で4K 240HzのQD-OLEDが手に入るなら、コストパフォーマンスはかなり優秀だ。
ただし、同じパネルを採用するMSI MPG 272URX QD-OLEDなども視野に入れるべきで、そちらは機能面でさらに充実している場合がある。BenQの強みは色精度の高さとリモコンのような独自機能なので、クリエイティブ用途を重視するならこの価格差を納得できるはずだ。
Price History
詳細情報
概要
BenQのMOBIUZ EX271UZは、27インチの4K OLEDパネルに240Hzのリフレッシュレートを詰め込んだ、かなり欲張りなゲーミングモニターだ。クリエイティブ用途でも87.8点と高評価で、ゲームだけじゃなく色を扱う作業にも本気で使いたい人を狙っている。QD-OLEDパネルのおかげで発色がとにかく鮮やかで、99% DCI-P3カバー率はうちのデータベースでもトップクラス、99パーセンタイルに食い込む実力だ。
このモニターが面白いのは、単にスペックが高いだけじゃなく、KVMスイッチや90W給電のUSB-Cを内蔵している点だ。デスクトップとノートPCを切り替えて使う人には、配線がすっきりする地味に嬉しい機能だと思う。付属のリモコンも、設定をちょこちょこ変えたい人には便利で、BenQらしい気の利いた作りと言える。
ただ、7.4kgという重量と、可搬性のスコアが16.1点と壊滅的なのは覚えておいてほしい。これは完全に据え置き用で、LANパーティーに気軽に持っていく類のモニターじゃない。机の上にどっしり構えて、最高画質でゲームと映像を楽しむためのディスプレイだ。
よくある質問
Q: このモニターでPS5やXbox Series Xの4K 120Hz出力は使えますか?
はい、HDMI 2.1ポートを搭載しているので、PS5やXbox Series Xから4K 120Hzの信号を問題なく受けられます。さらにFreeSync Premium Proにも対応しているため、コンソールでも可変リフレッシュレートが有効で、ティアリングのない滑らかな映像を楽しめます。
Q: テキストの表示は綺麗ですか?OLED特有の文字のにじみはありますか?
QD-OLEDパネルは、従来のWOLEDに比べてピクセル配列が改善されており、テキストのフリンジ(色にじみ)はかなり軽減されています。4Kの高精細さも相まって、ブラウジングやドキュメント作成でも文字は十分シャープです。ただし、ClearTypeの調整でさらに改善できる場合があるので、気になる方は試してみてください。
Q: KVM機能は具体的にどう使うのですか?
USB-C(90W給電)とUSBアップストリームポートを使って、キーボードとマウスをモニターに接続しておけば、入力切替と同時に接続先のPCも切り替わります。例えば、USB-CでノートPCに、DisplayPortでデスクトップに接続している場合、モニターの入力切替一つでキーボードとマウスの操作対象も自動で変わります。
Q: 焼き付き対策はどうなっていますか?
BenQはピクセルリフレッシュやパネル保護機能を複数搭載しており、一定時間操作がないと自動でスクリーンセーバーを作動させる機能もあります。QD-OLEDは有機ELの中でも焼き付き耐性が向上していますが、タスクバーを隠す、壁紙を定期的に変えるといった基本的な対策を併用すれば、日常使用で深刻な焼き付きを心配する必要はほぼありません。
おすすめできない人
競技シーンだけで生きているような、純粋なeスポーツプレイヤーはこのモニターを選ぶべきじゃない。360Hzや500HzのWQHDモデルの方が、フレームレートを最優先する用途には合っている。4Kの高解像度はGPUに負荷をかけるだけで、彼らにとってはメリットよりデメリットが大きい。
また、モニターアームを使わずに頻繁に机のレイアウトを変える人にもおすすめしない。7.4kgの本体と付属スタンドはかなり場所を取るし、可搬性スコアが示す通り、気軽に動かせる代物じゃない。そういう人は、24〜25インチの軽量なモデルか、最初からアーム導入を検討した方が幸せになれる。
総評
ゲーミングとクリエイティブ作業の両方を1台で高水準にこなしたい人には、これ以上ない選択肢だ。4K 240HzのQD-OLEDは、今買える27インチモニターの中でも最高峰の体験を約束してくれる。特に色精度を重視するフォトグラファーや動画編集者が、作業の合間にゲームも楽しみたいという欲張りな使い方にぴったりだ。
一方で、純粋に競技FPSだけを突き詰めたいなら、360Hz以上のWQHDモデルを選んだ方がいい。このモニターの真価は高リフレッシュレートと高解像度の両立にあるので、4Kを活かせない用途ではオーバースペックになる。あと、机が狭い人や頻繁に配置を変える人は、この重量とサイズを甘く見ない方がいい。