Canon EOS C400 Black
6Kフルサイズ裏面照射型CMOSセンサーと800/3200/12800のトリプルベースISOにより、幅広い光量下で豊かなシネマルックを実現します。Dual Pixel CMOS AF IIや内蔵NDフィルターを搭載し、Super 35/Super 16モードにも対応する軽量コンパクトな筐体が、単独撮影時の機動力を高めます。6K RAW収録や4K 120fpsハイフレームレートが必要な、シネマと放送の両方に対応する映像制作者に最適です。
概要
30秒まとめ
6K RAWとトリプルベースISOで暗所に異様に強い、一人撮影のための最強シネマカメラ。AFの弱さと防塵非対応が玉に瑕だが、この画質と機動力は唯一無二。
メリットとデメリット
長所
- トリプルベースISOの高感度性能は圧倒的。暗所が苦手なシネマカメラの常識を覆す。 96th
- 6K60p RAW内部収録。外部レコーダー不要で、この画質は反則に近い。 93rd
- 1.5kgの軽量ボディに内蔵ND。ジンバル運用が驚くほど楽。 86th
- RFマウントの自由度。PLマウントにも変更でき、レンズ資産を選ばない。 75th
短所
- オートフォーカスは信頼性不足。シネマレンズでの動画AFは過信できない。
- 防塵防滴非対応。この価格で天候を気にする必要があるのは痛い。
- EVFの評価は34パーセンタイル。屋外でのモニタリングには外部モニターが欲しくなる。
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 8 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
6K RAW内部収録と4K/120pの高フレームレートは、数値以上に現場で効いてくる。特に驚かされたのは、ISO12800の高感度域だ。通常ならノイズに埋もれるような暗所でも、ディテールを保ったまま使える画が撮れる。これは、裏面照射型センサーの恩恵だろう。60fpsのメカシャッター連写も、動画機としては異例の速さで、必要な瞬間を切り取れる。ただ、AF性能は31パーセンタイルと、この価格帯のカメラとしては明らかに弱い。Dual Pixel AF IIは静止画では優秀だが、シネマレンズを付けた動画撮影では、期待するほど食いつかない場面があった。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | BSI Stacked CMOS |
| Size | full-frame |
| Megapixels | 19.05 MP |
| ISO Range | 100 |
Autofocus
| Eye AF | No |
| Animal AF | No |
| Subject Detection | No |
Shooting
| Burst (Mechanical) | 60 |
| Max Shutter | 1/2000 |
| Electronic Shutter | Yes |
Video
| Max Resolution | 6K |
| 4K FPS | 120 |
| 1080p FPS | 180 |
| 10-bit | Yes |
| Log Profile | Yes |
| RAW Video | Yes |
| Codec | Cinema RAW Light, XF-AVC, XF-HEVC S |
Display & EVF
| Screen Size | 3.5" |
| Touchscreen | Yes |
Build
| Weight | 1.5 kg / 3.3 lbs |
Connectivity
| Wi-Fi | Yes |
| Bluetooth | No |
| USB | USB-C |
| HDMI | ✓ |
| Hot Shoe | Yes |
競合製品との比較
最大のライバルはSony FX6だ。FX6の方がAFは信頼できるが、C400は6K収録と内蔵NDで一歩リードする。Nikon Z9は8Kが必要なハイブリッドシューター向けで、純粋なシネマ用途ならC400の方が扱いやすい。Fujifilm X-H2やPanasonic LUMIX GH7は価格帯が違いすぎて比較にならない。もし「最高のAF」を求めるならFX6を、「8Kとスチル性能」が必要ならZ9を選ぶべきだ。しかし、「最高の6K画質と機動力」を求めるなら、C400が最もバランスが取れている。
| Spec | Canon EOS C400 | Fujifilm X-H2S | Sony a7R V | Panasonic LUMIX GH7 | Nikon Z Z8 | Leica SL SL3 Reporter |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | cinema | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 19MP full-frame | 26.2MP aps-c | 61MP full-frame | 25.2MP micro-four-thirds | 45.7MP full-frame | 60.3MP full-frame |
| AF Points | - | 425 | 693 | 315 | 493 | 315 |
| Burst FPS | 60 | 40 | 10 | 75 | 120 | 15 |
| Video | 6K @120fps | 6K @120fps | 8K @60fps | 6K @120fps | 8K @120fps | 8K @60fps |
| IBIS | true | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | false | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 1500 | 579 | 723 | 721 | 907 | 769 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Canon EOS C400 | 35.4 | 38.1 | 61.4 | 92.6 | 95.9 | 14.4 | 46 | 60.3 | 86.4 | 63.6 | 75.2 |
| Fujifilm X-H2S Compare | 89.4 | 96.1 | 93.6 | 92.6 | 97.4 | 96.9 | 98.3 | 98.8 | 94.3 | 93.2 | 94.7 |
| Sony a7R V Compare | 94.8 | 99.1 | 96.4 | 76.4 | 95 | 77.6 | 93.3 | 85.4 | 94.3 | 97.3 | 98.4 |
| Panasonic LUMIX GH7 Compare | 86.7 | 88.9 | 96.3 | 94.6 | 97.1 | 61.6 | 90.4 | 85.4 | 94.3 | 75.8 | 96.5 |
| Nikon Z Z8 Compare | 91.3 | 93.6 | 86.8 | 99.8 | 98.6 | 69.9 | 90.1 | 85.4 | 94.3 | 60.8 | 92.6 |
| Leica SL SL3 Reporter Compare | 86.7 | 97.5 | 97.1 | 80.9 | 95.3 | 76.1 | 2.1 | 85.4 | 94.3 | 49.5 | 86.8 |
価格
コストパフォーマンス
ボディのみで約$8,799から、レンズキットでは最大$16,208と、価格帯に$7,409もの開きがある。この価格差はレンズの差なので、最初にどのマウントとレンズで組むかが勝負だ。単体で見れば、6K RAW収録とこの低照度性能を持つシネマカメラとしては、十分に価格に見合う。特に、$8,799のボディ単体は、同クラスの競合と比べてコストパフォーマンスが高い。一番お得なのは、24-105mm f/2.8キット。最初の1本として、これ以上の組み合わせは考えにくい。
B&H Photo 3件の価格 最安 $8,799
Amazon 1件の価格 最安 $8,799
Price History
詳細情報
概要
Canon EOS C400は、6Kフルフレームの映像美を一人撮影の現場に持ち込む、本気のシネマカメラだ。このカメラの最大のポイントは、裏面照射型CMOSセンサーとトリプルベースISO(800/3200/12800)が生み出す、驚異的な低照度性能とダイナミックレンジ。RFマウントの柔軟性とDual Pixel CMOS AF IIの信頼性が組み合わさり、シネマカメラでありながら、まるでミラーレス一眼のように軽快に使える。
重さは約1.5kgと、このクラスでは驚くほどコンパクト。内蔵NDフィルターやオプションのPLマウント対応など、放送からシネマまで見据えた本格派だが、その真価は「現場で戦える機動力」にある。動画性能はデータベース内で96パーセンタイルと、現時点で最高クラス。ただし、すべてが完璧というわけではない。オートフォーカスとセンサー評価は平均を下回っており、スチルカメラのような万能性は期待しない方がいい。
よくある質問
Q: C400はジンバルに載せられる重さですか?
余裕です。ボディが約1.5kgなので、DJI RS 3 Proクラスなら、標準ズームを付けても楽に運用できます。内蔵NDがあるので、ジンバル運用中のフィルター交換の手間がないのも大きなメリットです。
Q: 写真機としても使えますか?
やめておきましょう。1900万画素のセンサーは動画用にチューニングされており、AFも静止画向きではありません。スチル写真がメインなら、素直にEOS R5などを選んだ方が幸せになれます。
Q: EFレンズはそのまま使えますか?
はい、マウントアダプター経由で問題なく使えます。Dual Pixel AF IIも動作します。ただし、アダプター分の長さと重さが増えるので、ジンバルバランスには注意が必要です。
おすすめできない人
もしあなたが「最強のオートフォーカス」を求めているなら、このカメラはやめてSony FX6を買うべきです。C400のAFは十分使えますが、シネマレンズでのピント送りはFX6の方が一枚上手です。また、防塵防滴が絶対条件のドキュメンタリー撮影者も、このカメラは避けた方が無難。雨天や砂埃の多い現場では、信頼性に不安が残ります。
総評
Canon EOS C400は、一人で高品質なシネマ映像を撮りたいクリエイターにとって、現時点で最も合理的な選択肢だ。6K RAW、驚異の高感度、軽量ボディ。この3つが揃ったカメラは他にない。AF性能や防塵防滴の欠如といった弱点はあるが、それを補って余りある画質と機動力を手に入れられる。予算が許せば、迷わず24-105mm f/2.8キットを買うべきだ。