Sony a7R IVA Pine Stone Green 2021
6100万画素のフルサイズBSI-CMOSセンサーが生み出す圧倒的な解像力が最大の特長で、ピクセルシフト撮影を必要としない高精細な静止画を実現します。567点の位相差AFと10コマ/秒のメカニカルシャッターにより、高解像でありながら動体撮影にも対応できる点が差別化要素です。このカメラは、風景やスタジオでの商品撮影など、細部の再現性を最優先するフォトグラファーに最適です。
概要
30秒まとめ
6100万画素の解像力は本物で、EVFも最高クラス。でも動画は4K30p止まりで、連写のバッファも弱い。最高画質の静止画だけを求めるなら買い。
メリットとデメリット
長所
- 6100万画素の解像感は、トリミング前提の撮影で無敵。 98th
- 576万ドットのEVFは、ピントの山が掴みやすく快適そのもの。 92nd
- AFは正確で、ポートレートでの瞳認識はかなり信頼できる。 87th
- キットの70-200mm F4 Macro G OSS IIは、寄れて写りも良いお買い得レンズ。 85th
短所
- 手ブレ補正は動画向きとは言えず、歩き撮りは厳しい。
- 連写中のバッファ不足で、決定的瞬間を逃すことがある。
- 動画性能は4K30p止まりで、ハイブリッド機としては中途半端。
- ボディとレンズの組み合わせで1kg超、旅行には不向き。
オーナーの声
ユーザーの声
実証データ
パフォーマンス
6100万画素のディテールは本物で、等倍鑑賞すると鳥肌が立つ。EVFは576万ドットで、このクラスではトップクラスの見え味。AFも567点の像面位相差で、動きもの以外ならストレスはない。ただ、10コマ/秒の連写は速いが、バッファの詰まりを感じる場面もある。動画は4K30pで、S-Log3やHLGにも対応しているが、8Kや4K60pが当たり前になりつつある今、やや見劣りするのは否めない。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | BSI-CMOS |
| Size | full-frame |
| Megapixels | 61 MP |
| ISO Range | 100 |
| Processor | BIONZ X |
Autofocus
| AF Points | 567 |
| AF Type | Autofocus |
| Eye AF | Yes |
| Subject Detection | Yes |
Shooting
| Burst (Mechanical) | 10 |
| Electronic Shutter | Yes |
Video
| Max Resolution | 4K |
| 4K FPS | 30 |
| 10-bit | Yes |
| Log Profile | Yes |
| Codec | H.264, H.265 |
Display & EVF
| Screen Size | 3" |
| Touchscreen | Yes |
| Articulating | Yes |
| EVF Resolution | 5.76 M dots |
Build
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 0.5 kg / 1.1 lbs |
Connectivity
| Wi-Fi | Yes |
| Bluetooth | Yes |
| USB | USB Type-C |
| Hot Shoe | Yes |
競合製品との比較
Canon EOS R6 Mark IIIと比べると、画素数ではα7R IVAが圧勝だが、動画性能やAFの粘り強さ、連写の安定感ではR6 Mark IIIに軍配が上がる。Nikon Z9は別次元のバケモノで、比較対象としては価格も性能も上すぎる。Fujifilm X-H2はAPS-Cながら4000万画素で迫るが、フルサイズの余裕とボケ味ではα7R IVAに分がある。動画もバリバリ撮りたいなら、Panasonic LUMIX GH7の方が幸せになれる。
| Spec | Sony a7R IVA | Fujifilm X-H2S | Panasonic LUMIX GH7 | Nikon Z5 II | OM System OM-1 | Olympus OM-D E-M1 Mark III |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 61MP full-frame | 26.2MP aps-c | 25.2MP micro-four-thirds | 24.5MP full-frame | 20.4MP micro-four-thirds | 20.4MP micro-four-thirds |
| AF Points | 567 | 425 | 315 | 273 | 1053 | 121 |
| Burst FPS | 10 | 40 | 75 | 30 | 10 | 15 |
| Video | 4K @30fps | 6K @120fps | 6K @120fps | 4K @60fps | 4K @60fps | 4K @30fps |
| IBIS | false | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | true | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 516 | 579 | 721 | 620 | 511 | 580 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Sony a7R IVA | 91.9 | 97.9 | 85.3 | 72.3 | 74.4 | 77.9 | 46.6 | 86.9 | 78.1 | 74.7 | 35.8 |
| Fujifilm X-H2S Compare | 90.8 | 96.7 | 94.6 | 93.4 | 97.8 | 96.7 | 98.5 | 98.9 | 95.1 | 93.8 | 95.5 |
| Panasonic LUMIX GH7 Compare | 88.5 | 90.5 | 97.1 | 95.2 | 97.5 | 61.4 | 91.8 | 86.9 | 95.1 | 78 | 97.1 |
| Nikon Z5 II Compare | 87.2 | 91.5 | 95.6 | 88.8 | 87.6 | 59.1 | 92.7 | 86.9 | 95.1 | 99.5 | 88.7 |
| OM System OM-1 Compare | 96 | 97.9 | 85.2 | 94.7 | 86.4 | 47.2 | 95.7 | 86.9 | 88.3 | 84.3 | 88.7 |
| Olympus OM-D E-M1 Mark III Compare | 84 | 86.9 | 94.6 | 91.3 | 69.7 | 47.2 | 93.8 | 86.9 | 95.1 | 99.9 | 97.1 |
価格
コストパフォーマンス
このキットの価格は、販売店によって$1,554から$33,299と、とんでもない開きがある。$1,554なら即買いレベルのバーゲンだが、それはまず在庫がない異常値だ。現実的な価格帯で見ても、6100万画素の世界を手に入れる入場料としては悪くない。ただし、キットレンズの20-70mm F4 Gと70-200mm F4 Macro G OSS IIはどちらもF4通し。高感度やボケを重視するなら、単焦点の明るいレンズへの追加投資は必須だ。
Best Buy 1件の価格 最安 $1,600
Newegg 1件の価格 最安 $4,580
Price History
詳細情報
概要
α7R IVAは、6100万画素という途方もない解像度を手にしたフルサイズ機だ。スタジオでのポートレートや風景写真で、その真価を発揮する。細部の描写力は圧倒的で、トリミング耐性も抜群。ただ、この画素数を活かすには、それなりのレンズと撮影技術が必要になる。
動画や軽快なスナップをメインに考えているなら、これは明らかにオーバースペックだ。ボディ内手ブレ補正はあるが、動画の歩き撮りで頼りになるレベルではない。あくまで「最高画質の静止画」を求める人のためのカメラ、と割り切った方がいい。
よくある質問
Q: 6100万画素って、手持ちのレンズで性能を引き出せるの?
キットの20-70mm F4 Gや70-200mm F4 Macro G OSS IIなら問題ないですが、古い設計のレンズだと解像力に限界が出ます。GMasterシリーズのような高解像レンズとの組み合わせが理想です。
Q: 動画機としても使えますか?
4K30pの画質自体は良好で、S-Log3でのグレーディング耐性もあります。ただ、手ブレ補正が弱く、4K60pや8Kが必要なら、素直にビデオ寄りの機種を選んだ方が快適です。
Q: 旅行に持っていくのはアリですか?
ボディだけで794g、レンズを付けると1kgを超えるので、気軽な旅行には重すぎます。高画素を活かすなら三脚も欲しくなり、荷物はさらに増えます。
おすすめできない人
動画と写真のハイブリッド機を求めているなら、素直にCanon EOS R6 Mark IIIやPanasonic LUMIX GH7を選ぶべきです。このカメラの動画機能はオマケ程度で、手ブレ補正も頼りになりません。また、軽快なスナップシューターが欲しい人には、重さとファイルサイズが単なるストレスになります。
総評
解像度こそ正義、と信じる写真家のための一台だ。スタジオポートレート、風景、商品撮影など、三脚を据えてじっくり最高画質を追求する人には、これ以上ない相棒になる。逆に、日常スナップや旅行、動画メインで使うなら、そのポテンシャルを持て余す。重さとファイルサイズも覚悟が必要だ。