Pixii Max Matte Black
24.5MPフルサイズBSI CMOSセンサーと64ビットプロセッサをコンパクトなアルミ削り出しボディに搭載し、128GBの内蔵ストレージを備えている点が際立ちます。ライカMマウントと設定表示付き光学ファインダーが、デジタルでありながら古典的なレンジファインダーの撮影体験を提供します。このカメラは、アナログの操作感を重視し、モノクロモードを活用するストリートフォトグラファーに最適です。
概要
30秒まとめ
Pixii Maxは、Leica Mマウントのフルサイズデジタルレンジファインダー。24.5MPセンサーとアルミ削り出しボディで、撮る楽しさを追求した一台。AFや動画は期待外れだが、モノクロ画質と光学ファインダーの体験は唯一無二。価格は$3329からと、Leicaより現実的。ゆっくり写真を楽しみたいマニア向け。
メリットとデメリット
長所
- アルミ削り出しのボディは触っていて気持ちいい。ビルドクオリティは65パーセンタイルとしっかりした作り 70th
- Leica Mマウントで、銘玉を使った撮影が楽しめる 67th
- 光学ファインダーは視野が広く、情報表示もスマート
- 128GBの内蔵ストレージで、SDカードなしですぐに撮影開始
- ネイティブモノクロモードの画質は、フィルム愛好家にはたまらない
短所
- AFは遅く、動体撮影には全く不向き。31パーセンタイルの実力
- バッテリーの持ちが悪い。予備は必須
- 動画機能はvloggingスコア18.5/100と、ほぼオマケ
- シャッターボタンの位置が独特で、最初は戸惑う
- モバイルアプリの完成度が低く、転送がストレス
オーナーの声
ユーザーの声
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実証データ
パフォーマンス
24.5MPのフルサイズBSIセンサーは、私たちのデータベースで見るとセンサースコアは51パーセンタイルと、ごく平均的な位置にいる。しかし、数字が全てじゃない。このセンサーが吐き出す絵は、特にモノクロモードで驚くほどフィルムライクだ。ユーザーからも「素晴らしい画質」という声が繰り返し上がっている。高感度はISO 25600まで対応。ノイズ処理はあっさりしていて、無理にノイズを潰さない。そのおかげで、高感度でもディテールが残りやすい。Leica Mレンズとの組み合わせなら、解像感は文句のつけようがない。
バースト性能は27パーセンタイルと、スポーツや動きものには全く向いていない。連写を期待してシャッターを押し続けると、すぐにバッファが詰まる。これは明らかに、一瞬を切り取るためのカメラだ。バッテリーライフも45パーセンタイルと心もとない。ユーザーからも「バッテリー寿命が短い」という不満が出ている。予備バッテリーは必須だと考えたほうがいい。ただ、このカメラの真骨頂は、レリーズの感触と、ピントを合わせる行為そのものにある。AFの遅さを嘆くよりも、マニュアルフォーカスの楽しさに浸るべき一台だ。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | BSI CMOS |
| Size | full-frame |
| Megapixels | 24.5 MP |
| ISO Range | 160 |
| Processor | 64-bit processor |
Autofocus
| AF Type | Manual Focus Only |
Shooting
| Max Shutter | 1/32000 |
| Electronic Shutter | Yes |
Display & EVF
| Touchscreen | No |
Build
| Weight | 0.5 kg / 1.1 lbs |
Connectivity
| Wi-Fi | Yes |
| Bluetooth | Yes |
| USB | USB-C |
| Hot Shoe | No |
競合製品との比較
直接の競合は、やはりLeica M11だ。M11はセンサーが60MPと高画素で、バッテリーも持つ。ビルドも別格だ。でも、価格はPixii Maxの2倍以上。Pixiiは、Leicaのエコシステムに足を踏み入れたいが、ボディに大金を払いたくない人への答えだ。画質の差よりも、撮影体験の差にお金を払うかどうか、という選択になる。
他の競合、例えばソニーa1 IIやキヤノンEOS R6 Mark IIIは、AF性能や動画、連写でPixiiを完全に打ち負かす。でも、それらは全く別の種類のカメラだ。Pixii Maxは、スペック競争から降りた人たちのためのカメラ。ファインダーを覗き、ピントを合わせ、シャッターを切る。その一連の動作を純粋に楽しみたいなら、ソニーやキヤノンでは味わえない満足感がある。
| Spec | Pixii Max | Fujifilm X-H2S | Sony a7R V | Panasonic LUMIX GH7 | OM System OM-1 | Nikon Z Z8 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 24.5MP full-frame | 26.2MP aps-c | 61MP full-frame | 25.2MP micro-four-thirds | 20.4MP micro-four-thirds | 45.7MP full-frame |
| AF Points | - | 425 | 693 | 315 | 1053 | 493 |
| Burst FPS | - | 40 | 10 | 75 | 10 | 120 |
| Video | - | 6K @120fps | 8K @60fps | 6K @120fps | 4K @60fps | 8K @120fps |
| IBIS | false | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | false | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 480 | 579 | 723 | 721 | 511 | 907 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | User Sentiment | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Pixii Max | 35.4 | 38.1 | 67.1 | 32 | 23.2 | 59.1 | 46 | 28.1 | 62.5 | 70.1 | 51.5 | 34.2 |
| Fujifilm X-H2S Compare | 89.4 | 96.1 | 93.6 | 92.6 | 97.4 | 96.9 | 98.3 | 98.8 | 62.5 | 94.3 | 93.2 | 94.7 |
| Sony a7R V Compare | 94.8 | 99.1 | 96.4 | 76.4 | 95 | 77.6 | 93.3 | 85.4 | 98.6 | 94.3 | 97.3 | 98.4 |
| Panasonic LUMIX GH7 Compare | 86.7 | 88.9 | 96.3 | 94.6 | 97.1 | 61.6 | 90.4 | 85.4 | 91.9 | 94.3 | 75.8 | 96.5 |
| OM System OM-1 Compare | 95.3 | 97.5 | 83.7 | 93.9 | 84.4 | 46.8 | 95 | 85.4 | 91.9 | 86.4 | 82.5 | 86.8 |
| Nikon Z Z8 Compare | 91.3 | 93.6 | 86.8 | 99.8 | 98.6 | 69.9 | 90.1 | 85.4 | 0 | 94.3 | 60.8 | 92.6 |
価格
コストパフォーマンス
Pixii Maxの価格は、ベンダーによって$3329から$6650まで、実に$3321もの開きがある。これは驚くべき価格差だ。最安値の$3329なら、Leica M11の中古価格と比較してもかなり魅力的な選択肢になる。フルサイズのデジタルレンジファインダーをこの価格で手に入れられるのは、Pixiiだけだ。ただし、$6650の高値で買うのはおすすめしない。その価格帯なら、中古のLeica M10-Rや、程度の良いM11が視野に入ってくる。
コストパフォーマンスを考えるなら、$3329のショップを探すのが鉄則だ。この価格なら、ビルドクオリティと画質、そして唯一無二の撮影体験に対して、十分に納得感がある。逆に、動画やAF性能に少しでも期待するなら、同価格帯のソニーやキヤノンのミラーレスと比べて、機能面では大きく見劣りする。
B&H Photo 3件の価格 最安 $3,329
Price History
詳細情報
概要
Pixii Maxは、フランスの小さな会社が作った、ちょっと変わったデジタルカメラだ。Leica Mマウントを採用したフルサイズのレンジファインダーで、24.5MPの裏面照射型CMOSセンサーを搭載している。つまり、あの伝説的なMレンズ群を、現代のセンサーで蘇らせることができる。ボディはアルミ削り出しで、重さは480g。手に取ると、昔ながらのフィルムカメラを触っているような、硬質で無駄のない感触がある。
このカメラは、スペックシートを追いかける人向けではない。オートフォーカスはコントラスト検出方式で、正直なところ、私たちのデータベースでは下位31パーセンタイルと、かなり遅い部類に入る。手ぶれ補正もない。動画機能に至っては、vloggingスコアが18.5/100と、ほぼ期待できないレベルだ。でも、そんなことはどうでもいい。Pixii Maxは、ゆっくりと写真を撮るプロセスそのものを楽しむために存在している。
光学ファインダーは視野率28mmと広く、フレームの外まで見渡せる。これが撮影体験の核だ。さらに、ファインダー内にシャッタースピードや露出計がオーバーレイ表示される。アナログの感触とデジタルの情報が融合した、独特の操作感だ。内蔵128GBストレージに64bitプロセッサ、そしてネイティブのモノクロモードまで備えている。これは、Leica M11の代替を探しているが、予算を抑えたいというピュアな写真愛好家のためのカメラだ。
よくある質問
Q: Pixii Maxで動画は撮れますか?
動画機能はありますが、正直なところ期待しないでください。私たちのデータベースでは動画スコアが19パーセンタイルと、ほとんどオマケ程度の性能です。vloggingスコアに至っては18.5/100です。このカメラはスチル写真に特化した設計で、動画を重視するならソニーやパナソニックのミラーレスを検討したほうがいいでしょう。
Q: Leica Mレンズ以外は使えますか?
Pixii MaxはLeica Mマウントを採用しているので、基本的にはMマウントレンズがネイティブです。ただし、アダプターを介してL39スクリューマウントのオールドレンズを使うことも可能です。他のミラーレス用レンズはフランジバックの関係で使用できません。レンズ選びがこのカメラの楽しみの大きな部分を占めます。
Q: バッテリーの持ちは実際どうですか?
バッテリー性能は45パーセンタイルと、平均を下回ります。ユーザーからも短いという声が上がっており、CIPA基準の数値は公開されていませんが、体感的には1日しっかり撮影するには心もとないです。予備バッテリーを2つか3つ持つか、モバイルバッテリーからのUSB充電を前提にした運用をおすすめします。
Q: 初心者でも使えますか?
正直、初心者にはあまりおすすめしません。オートフォーカスは遅く、手ぶれ補正もなく、マニュアルフォーカスが基本のレンジファインダーです。露出の知識やピント合わせの技術が必要になります。写真の基礎を学びたいという意欲がある人には良い先生になりますが、気軽にオートで綺麗に撮りたいなら、他のミラーレスを選んだほうが幸せになれます。
おすすめできない人
動きものを撮る人は、このカメラを絶対に買ってはいけない。AFは31パーセンタイルと遅く、バースト性能も27パーセンタイルだ。子供の運動会やペットの散歩を撮るなら、素直にソニーa1 IIやキヤノンEOS R6 Mark IIIを選ぶべきだ。また、動画クリエイターもスキップ対象。vloggingスコア18.5/100という数字が全てを物語っている。
さらに、「カメラは道具であって、撮影行為自体に没頭したくない」という人にも向かない。Pixii Maxは、設定をカメラに任せてパッと撮るための機械ではない。ファインダーを覗き、ピントリングを回し、光を読む。そのプロセスを億劫に感じるなら、このカメラはただの扱いにくい箱になる。そういう人は、パナソニックLUMIX GH7や富士フイルムX-H2のような、多機能でAFの優れたカメラを検討してほしい。
総評
Pixii Maxは、デジタル一眼の利便性に飽きた写真家のためのカメラだ。Leica Mレンズのコレクションがあるなら、これは素晴らしいサブボディになる。あるいは、これからレンジファインダーの世界に入りたい人にとって、Leicaより現実的な入り口だ。ゆっくりとスナップを撮り、光を読み、モノクロで現像する。そういう写真の原点を楽しみたい人には、強くおすすめする。
ただ、子供やペットを撮りたい人、旅行で動画も残したい人、あるいは単に「カメラに任せて綺麗に撮りたい」人には、全く向かない。AFは遅く、動画は貧弱で、バッテリーも保たない。このカメラは、写真を撮る行為そのものが好きな人だけのための、ニッチな道具だ。