Leica Summicron-SL 11193-AG2 50mm
3枚の非球面レンズを含む9群8枚の光学設計により、色収差と歪みを大幅に抑えたシャープな描写がこのレンズの核です。防塵防滴の金属製ボディは1406gと重厚ですが、Hydrophobe Aqua-Duraコーティングが過酷な環境下での撮影をサポートします。f/2の明るさと静かなAFは、スタジオでのポートレート撮影や、浅い被写界深度を活かした表現を求めるプロフェッショナルに最適です。
概要
30秒まとめ
ボケ味はデータベース上位12%、絞り性能は上位10%と、光学性能は折り紙付きです。しかし、重量1406gと携帯性は最悪で、ビルド品質の評価も16パーセンタイルと低いのが現実。価格も販売店により$2,350~$792,991と大きな開きがあり、購入には注意が必要な、極めてピーキーなレンズです。
メリットとデメリット
長所
- f/2開放のボケ味はデータベース上位12%の美しさ 92nd
- 3枚の非球面レンズで画面周辺までシャープ 90th
- 絞り性能は90パーセンタイルとトップクラス
- 防塵防滴の金属ボディで悪天候に強い
- 静かで正確なAFは動画撮影にも好適
短所
- 重量1406gと重く、携帯性は最低レベル
- ビルド品質の評価が16パーセンタイルと低い
- 手ブレ補正非搭載で、低速シャッター時に不利
- AF速度は平均的で、動体撮影には不向き
- 価格帯が$2,350~$792,991と異常に幅広い
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独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 16 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
このレンズの真骨頂は、f/2開放から得られる描写力です。3枚の非球面レンズを含む9群8枚の光学設計により、色収差と歪みを徹底的に抑え込み、画面の隅々まで驚くほどシャープな画質を実現しています。ボケ味はデータベース上位12%に入る美しさで、ポートレートやスチルライフで被写体を際立たせるのに最適です。Hydrophobe Aqua-Duraコーティングも施されており、悪天候下でも安心して撮影に集中できます。
ただし、AF性能は55パーセンタイルと平均的で、動きの速い被写体を追いかけるような撮影にはやや不向きです。手ブレ補正も非搭載で、このクラスのレンズとしては見劣りします。最短撮影距離は450mm、最大倍率は1:11.5と、マクロ的な寄りの撮影も期待できません。純粋に画質とボケに全振りした、職人気質な一本と言えるでしょう。
スペック
全スペック一覧
Optics
| Type | Prime |
| Focal Length Min | 50 |
| Focal Length Max | 50 |
| Elements | 9 |
| Groups | 8 |
| Aspherical Elements | 3 |
| Coating | Hydrophobe Aqua-Dura Coating |
Aperture
| Max Aperture | f/2 |
| Min Aperture | f/2 |
| Constant | Yes |
Build
| Mount | L-Mount |
| Format | full-frame |
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 1.4 kg / 3.1 lbs |
| Filter Thread | 67 |
AF & Stabilization
| AF Type | Autofocus |
| Stabilization | No |
Focus
| Min Focus Distance | 450 |
| Max Magnification | 1:11.5 |
競合製品との比較
純粋な50mm単焦点として見ると、Meike 50mm F1.8は価格面で強力な対抗馬です。しかし、ボケ味と絞り性能ではSummicron-SLに軍配が上がります。一方、ズームレンズと比較すると、Panasonic LUMIX S S-R28200やSigma Contemporary 16-300mmは圧倒的に多用途で、トラベルスコアも高いです。Sony G Master SEL70200GM2はAF速度とビルド品質でSummicron-SLを大きく引き離します。このLeicaは、ズームの利便性や高速AFを捨ててでも、最高の50mm画質とボケだけを求める人のためのレンズです。
| Spec | Leica Summicron-SL 11193-AG2 50mm | Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | Tamron Di III 28-75mm f/2.8 VXD G2 | Sigma Contemporary 10-18mm f/2.8 DC DN | Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 | Canon RF 28-70mm f/2.8 IS STM |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Focal Length | 50mm | 17-28mm | 28-75mm | 10-18mm | 12-60mm | 28-70mm |
| Max Aperture | f/2 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/22 |
| Mount | L-Mount | Nikon Z | Sony E | Sony E | Micro Four Thirds | Canon RF |
| Stabilization | false | false | false | false | true | true |
| Weather Sealed | true | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 1402 | 450 | 540 | 260 | 320 | 495 |
| AF Type | Autofocus | Stepping Motor | VXD | Autofocus | linear motor | STM |
| Lens Type | prime | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | Bokeh | Build | Macro | Optical | Aperture | Versatility | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Leica Summicron-SL 11193-AG2 50mm | 54.6 | 89.8 | 20.3 | 59.3 | 64.4 | 91.6 | 33.6 | 10.4 | 38 |
| Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 Compare | 87 | 88.1 | 73.7 | 86.3 | 87 | 85.8 | 68.1 | 64.5 | 38 |
| Tamron Di III 28-75mm f/2.8 VXD G2 Compare | 54.6 | 88.1 | 67.3 | 87.3 | 87.8 | 85.8 | 78.2 | 83 | 38 |
| Sigma Contemporary 10-18mm f/2.8 DC DN Compare | 54.6 | 83.5 | 87.4 | 93.3 | 81.6 | 85.8 | 69.1 | 68.7 | 38 |
| Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12060 Compare | 98 | 88.1 | 83.2 | 50.4 | 90.2 | 85.8 | 93.1 | 63.4 | 83.2 |
| Canon RF 28-70mm f/2.8 IS STM Compare | 87 | 26 | 70.2 | 80.4 | 85 | 22.6 | 77.2 | 87.8 | 98.5 |
価格
コストパフォーマンス
このレンズの価格は、販売店によって$2,350から$792,991と、驚くべき開きがあります。常識的な価格帯で見つけられれば、f/2の明るさとトップクラスのボケ味を考えれば、ポートレート専用レンズとして十分な価値があります。しかし、高額なリスト価格で購入するのは全くお勧めできません。同じLマウントのSigmaやPanasonicの優れた代替レンズが、はるかに現実的な価格で手に入るからです。購入前に複数の販売店を徹底的に比較することを強く推奨します。
詳細情報
概要
LeicaのSummicron-SL 50mm f/2 ASPH.は、データベース上で絞り性能が90パーセンタイル、ボケ味が88パーセンタイルという、光学性能の高さが際立つレンズです。f/2の明るさと3枚の非球面レンズにより、シャープさと柔らかなボケの両立を見事に実現しています。しかし、その代償として重量は1406gと重く、ビルド品質の評価は16パーセンタイルと、同クラスのレンズと比べて明らかに劣っています。
このレンズはポートレート撮影で真価を発揮し、スコアは69.6/100と優秀です。一方で、トラベル用途では29.4/100と、携帯性の低さが大きな足かせになっています。価格帯は$2,350から$792,991と驚くほど幅広く、購入先によっては法外な値段がついているため、注意が必要です。
よくある質問
Q: このレンズは動画撮影に向いていますか?
はい、静かで正確なオートフォーカスモーターを搭載しているため、動画撮影にも適しています。ただし、AF性能自体は55パーセンタイルと平均的なので、シネマティックなMF撮影がメインの場合により真価を発揮します。
Q: トラベルレンズとして使えますか?
お勧めできません。トラベル用途のスコアは29.4/100と非常に低く、その主な理由は1406gという重量です。携帯性を重視するなら、同じLマウントのより軽量なレンズを検討すべきです。
Q: 手ブレ補正は必要ですか?
このレンズには手ブレ補正機構が搭載されていません。そのため、特に低速シャッターでの手持ち撮影では、カメラボディ側の手ブレ補正に頼るか、三脚の使用が必須になる場面が多いでしょう。
おすすめできない人
トラベルスコアが29.4/100と壊滅的で、重量は1406g。このレンズは、持ち運びを重視する人や、スナップシューターには全く向いていません。また、AF性能が55パーセンタイルと平均的なので、スポーツや動き回る子供を撮影する人にも不向きです。手ブレ補正非搭載でビルド品質の評価も16パーセンタイルと低いため、過酷な現場で機材を酷使するプロフェッショナルも、より頑丈で信頼性の高い代替品を選ぶべきです。
総評
Leica Summicron-SL 50mm f/2 ASPH.は、妥協のない光学性能を求めるピュアリストのためのレンズです。ボケ味と絞り性能はデータが証明する通り素晴らしく、ポートレート撮影では魔法のような結果をもたらします。しかし、重く、AFは平凡で、手ブレ補正もなく、価格は販売店によっては狂気の沙汰です。最高の50mm描写だけが欲しい、という明確な目的がない限り、よりバランスの取れた選択肢を探すべきでしょう。