ASUS ROG Flow Z13 13.4" GZ302EA-XS98 Black 2025
Packing a 16-core Ryzen AI 9 HX 395 and discrete Radeon 8060S graphics into a 1.2kg tablet, this 13.4-inch device offers a 180Hz touchscreen with full DCI-P3. Its 64GB LPDDR5X RAM and Thunderbolt connectivity give it workstation-level memory capacity in an ultraportable form. Best suited for mobile creative professionals who need high-bandwidth multitasking for 4K video editing or 3D modeling without carrying a heavy laptop.
概要
30秒まとめ
Ryzen AI 9 HX 395と64GBメモリを積みながら1.2kgのタブレット型ノート。180Hzの美しい画面で、クリエイティブ作業が快適。ゲーム性能は落ちるが、携帯性と処理性能のバランスは唯一無二。3300ドルと高価だが、このサイズでこのスペックは他にない。
メリットとデメリット
長所
- CPUパワーがトップクラス。16コアのRyzen AI 9 HX 395はレンダリングやコンパイルを爆速でこなす 99th
- 64GB LPDDR5Xメモリで、複数の仮想マシンやメモリ食いのクリエイティブアプリも余裕 95th
- 13.4インチ 180Hz IPSディスプレイは色域DCI-P3 100%で、タッチとペンにも対応。お絵描きや動画編集の相棒に最適 94th
- 重量1.2kgのデタッチャブル設計。このスペックでこれだけ軽いのは驚異的 91st
- Wi-Fi 7やThunderbolt、USB-Aまで揃っていて、ドングル要らずのポート構成
短所
- ゲーム性能は42.5点と残念。AAAタイトルを快適に遊ぶにはグラフィックが非力
- 高負荷時のファンノイズが大きく、静かな環境では気になる
- 56Whのバッテリーは、このパワーだと持続時間が短め。電源必須の運用になりがち
- 信頼性スコアが58位と平均的で、長期の耐久性にやや不安が残る
- 3300ドルと高価で、同じ価格帯ならより高性能なゲーミングノートが買える
実証データ
パフォーマンス
ベンチマークのパーセンタイルを見ると、CPUは95位。これはクリエイター向けのノートPCでもトップクラスだ。64GBのLPDDR5Xメモリは堂々の99位で、容量ではほとんどの製品を寄せ付けない。実際、Premiere Proの4KタイムラインやBlenderのCPUレンダリング、256GBものデータを扱うVMwareのラボ環境なんかも、このZ13なら余裕で回せる。ストレージのスコアも81位と悪くないし、Wi-Fi 7対応でデータ転送も高速だ。ただし、コンパクトさのスコアが92位と極めて優秀な反面、冷却ファンは高負荷時にしっかり唸る。カフェで使うなら周囲の音でごまかせるけど、静かな図書館だとちょっと気まずいかも。
ゲーム性能のスコア42.5は、正直かなり厳しい。解像度を下げて軽めのタイトルなら遊べるけど、サイバーパンク2077をレイトレーシング有効でヌルヌル動かすとか、そういう期待は持たない方がいい。Radeon 8060Sは統合型に近いディスクリートGPUで、フルパワーを発揮するには十分な電力供給と冷却が必要だが、この薄さではそれが難しいのだろう。ベンチを取ると、GPUスコアが80位と悪くない数字に見えても、実際のゲームプレイではサーマルスロットリングでパフォーマンスが落ちる印象だ。FPSゲームを180Hzで遊ぶなんて論外。クリエイティブ中心なら問題ないけど、ゲームだけが目的なら素直に厚めのゲーミングノートを選んだ方が幸せだ。
スペック
全スペック一覧
Processor
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ 395 |
| Cores | 16 |
| Frequency | 3.0 GHz |
| L3 Cache | 64 MB |
Graphics
| GPU | AMD Radeon 8060S Graphics |
| Type | Discrete |
Memory & Storage
| RAM | 64 GB |
| RAM Generation | LPDDR5X |
| Storage | 1 TB |
| Storage Type | NVMe SSD |
Display
| Size | 13.4" |
| Resolution | 2560x1600 (QHD) |
| Panel | IPS |
| Refresh Rate | 180 Hz |
| Brightness | 500 nits |
| Color Gamut | 100% DCI-P3 |
Connectivity
| USB-C Ports | 2 |
| USB Ports | 1 |
| Thunderbolt | Thunderbolt 4 |
| HDMI | HDMI 2.1 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 7 |
| Bluetooth | Bluetooth 5.4 |
Physical
| Weight | 1.2 kg / 2.6 lbs |
| Battery | 70 Wh |
| OS | Windows 11 Pro |
競合製品との比較
比較対象として、まずApple MacBook Pro M4 Maxが浮かぶ。クリエイティブ性能ではAppleシリコンが一歩リードするし、バッテリー持続時間も圧倒的だ。ただ、M4 Max搭載機で64GBメモリを選ぶと価格が跳ね上がり、それでもタッチスクリーンはついてこない。Z13はタブレットとしても使えるので、ペン入力が必要なイラストレーターやフォトレタッチャーにはAppleよりハマる。あと、Windows依存のアプリや周辺機器を使う人には、そもそもMacが選択肢に入らない。 対してもう一つ、Lenovo Legion Pro 7i。これは16インチの本格ゲーミングノートで、グラフィック性能ではZ13を完全に蹴散らす。しかも価格は似たようなものだ。ただし、重量は2kg超で、アダプターも巨大。持ち運んで使う、という発想自体が苦しい。Z13が「タブレットのように使える最強クリエイターマシン」なら、Legion Pro 7iは「据え置き前提の移動可能なデスクトップ」だ。つまり、求めるライフスタイルで選ぶべきで、手軽さを重視するならZ13、パワー最優先ならLegionという明確な線引きがある。
| Spec | ASUS ROG Flow Z13 13.4" GZ302EA-XS98 | Apple MacBook Pro M4 Max | Lenovo Legion Pro 7i Gen 10 | HP OMEN Transcend | MSI Prestige PRE13EVOA2088 | Dell Premium LDA14250-7667SLV-PUS |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CPU | AMD Ryzen AI Max+ 395 | Apple M4 Max | Intel Core Ultra 9 275HX | Intel Core Ultra 9 285H | Intel Core Ultra 7 258V | Intel Core Ultra 7 255H |
| RAM (GB) | 64 | 64 | 64 | 32 | 32 | 32 |
| Storage (GB) | 1024 | 4096 | 2048 | 1024 | 1000 | 1000 |
| Screen | 13.4" 2560x1600 | 14.2" 3024x1964 | 16" 2560x1600 | 14" 2880x1800 | 13.3" 2880x1800 | 14.5" 3200x2000 |
| GPU | AMD Radeon 8060S Graphics | Apple (40-Core) | NVIDIA GeForce RTX 5090 | NVIDIA GeForce RTX 5070 | Intel Arc Graphics | Intel Arc Graphics |
| OS | Windows 11 Pro | macOS | Windows 11 Pro | Windows 11 Home | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| Weight (kg) | 1.2 | 1.6 | 5 | 1.6 | 1 | 1.7 |
| Battery (Wh) | 70 | 72 | - | 71 | - | 62 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | CPU | GPU | RAM | ポート | 画面 | 携帯性 | ストレージ | 信頼性 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ASUS ROG Flow Z13 13.4" GZ302EA-XS98 | 94.9 | 85 | 99.3 | 75.8 | 90.8 | 93.9 | 81.1 | 59.5 |
| Apple MacBook Pro M4 Max Compare | 92.5 | 84.8 | 96.4 | 78 | 99.2 | 68.1 | 98.7 | 97 |
| Lenovo Legion Pro 7i Gen 10 Compare | 96.3 | 92.7 | 98.8 | 99.8 | 95.3 | 6.3 | 97.6 | 79.9 |
| HP OMEN Transcend Compare | 88.3 | 86.7 | 91.3 | 91.3 | 96.1 | 72.2 | 68.6 | 32.3 |
| MSI Prestige PRE13EVOA2088 Compare | 64 | 62.6 | 81.7 | 81.4 | 91.3 | 96.2 | 73.2 | 59.5 |
| Dell Premium LDA14250-7667SLV-PUS Compare | 85 | 62.6 | 90.7 | 71.3 | 96.7 | 56.7 | 63.4 | 32.3 |
価格
コストパフォーマンス
3300ドルという値付けは、冷静に見るとかなり高い。普通の13インチノートPCにこの金額を出す人はまずいない。でも、このZ13は普通じゃない。クリエイター向けに特化した、64GBメモリ+最強クラスCPU+タブレット形状という組み合わせは、他社製品ではほぼ代替不能なのだ。たとえばAppleのMacBook Pro M4 Maxと比べると、M4 MaxはGPUこそ強いが、メモリを64GBまで積もうとすると価格が跳ね上がるし、なによりタッチ操作には未対応。Z13ならペンで直接画面に描き込めるし、タブレットモードでクライアントと対面レビューもできる。その「一点物」感にプレミアムを支払えるかどうかが、購入の分かれ目だ。
コストパフォーマンスだけで言えば、同じCPU・メモリを積むノートPCがもう少し安く手に入る可能性はある。ただ、そういったマシンは2kg超えの分厚い筐体がほとんどで、毎日持ち歩くには気合がいる。Z13はクリエイターの「可搬性」を最優先した結果の価格だと言える。純粋な処理速度あたりのドル効率ならLenovo Legion Pro 7iあたりに軍配が上がるが、鞄に入れてスタバまで行く生活を想像すると、この軽さと小ささは替えが効かない。
詳細情報
概要
ASUSのROG Flow Z13は、ノートPCとタブレットの境界を行ったり来たりする、かなりユニークなマシンだ。見た目は13.4インチのタブレットで、キーボードを取り外せば完全にペン操作のクリエイターツールになる。でも中身を見ると、AMDのRyzen AI 9 HX 395(16コア!)と64GBのメモリにRadeon 8060Sグラフィックが詰まってて、これが重量1.2kgに収まってる。これを「タブレット」と呼んでいいのか迷うレベルのパワーだ。
誰向けかと言うと、まずはクリエイター。動画編集、3Dモデリング、大量のRAW現像をカフェや飛行機の中でこなしたい人には、夢のような選択肢になる。タッチ操作とペン入力に対応した180HzのWQXGAディスプレイは、色域もDCI-P3 100%カバーで本気度が高い。比較対象として挙がるAppleのMacBook Pro M4 Maxでさえ、この軽さとタブレット形態は実現できていない。つまり、パフォーマンスを犠牲にせずに「本当に持ち運べる」マシンを求めている人だけがターゲットだ。
ただ、ROGブランドを冠しているからといって、これをゲーミングマシンと勘違いしてはいけない。ゲーム性能のスコアは42.5点と、我々のデータベースの中ではっきり弱い。冷却面の制約もあるし、そもそもRadeon 8060Sは最新のAAAタイトルを快適に回すには力不足だ。でも、クリエイティブ用途なら、むしろこのCPUとメモリ構成はこのサイズ感ではまず手に入らない。だから、「ゲームしないけど最強のスペックが欲しい」というニッチを狙った製品と言える。
よくある質問
Q: 軽いゲーム(FortniteやValorant)なら快適に遊べますか?
はい、設定を中~低に下げれば、軽めのタイトルなら60fps近く出せるでしょう。ただし、13.4インチの180Hzディスプレイを活かした高フレームレートゲーミングは難しく、FPSを本気でやるには向きません。GPUスコア80位を見ても、Radeon 8060Sはあくまでクリエイター向けの位置づけです。
Q: バッテリーだけで一日作業できますか?
56Whの容量と強力なパーツを考えると、実作業時間は4~5時間程度が目安です。動画編集や3Dレンダリングのような重たい処理をするとさらに短くなります。バッテリーだけで1日中使うのは難しく、カフェでも電源を確保したほうが無難です。
Q: メモリ64GBは実際のところ必要ですか?
通常のオフィス作業ならオーバースペックですが、4K動画編集やAfter Effects、複数仮想マシンの同時起動、大規模なAIモデルの推論といった場面では、この大容量が効いてきます。将来性も考えると、クリエイターやエンジニアには心強い仕様です。
Q: タブレットとして単体で持つと重くないですか?
キーボードを外せば本体のみで約1.2kgなので、iPad Pro 12.9インチよりは重いですが、これだけのスペックを考えれば驚くほど軽量です。片手で長時間持つと疲れるかもしれませんが、スタンドに立てたり膝に置いてペン操作するなら問題になりません。
おすすめできない人
まず、ゲーミング目的の人はスキップすべき。ゲームスコア42.5は「ゲーミングノート」として失格で、同価格帯ならもっとグラフィックが強い製品がいくらでもある。また、1日中バッテリーだけで作業したいノマドワーカーも、外出先での電源確保が難しいなら避けたほうがいい。14時間持つMacBook Proの方がストレスフリーだ。それから、単に高性能ノートが欲しいだけで、タブレット形状やタッチ操作に一切興味がない人。そういう人は、Lenovo Legion Pro 7iやHP ZBookの方が、同じ予算でより高い総合性能と信頼性を得られる。このZ13は、あくまで「持ち運べて、ペン操作できる超高性能マシン」が必要な人だけが選ぶべき尖った製品だ。
総評
動画クリエイターや3Dアーティスト、エンジニアで、毎日バッグに入れて持ち歩き、かつ現場でサッと高性能マシンを展開したい人にとって、ROG Flow Z13 GZ302EAはほぼ唯一無二の選択肢だ。64GBのメモリと16コアCPUをこのサイズで手に入れられる製品は他にないし、画面の品質もお絵描きや色編集に十分応えてくれる。キーボードを取り外して、タブレット状態でクライアントに見せながら修正する、という使い方もできる。まさに「動くクリエイティブスタジオ」だ。 ただ、「ゲームも遊べるしクリエイティブも」と欲張る人にはおすすめできない。この製品のゲームスコア42.5は正直で、軽いインディーゲームくらいなら遊べても、本格的なゲーム環境にはならない。ゲーミングを目的に入れているなら、Legion Pro 7iやMSIのゲーミングノートを買った方がいい。あと、外出先でもバッテリーだけで1日作業したい人も、56Whでは心もとない。電源を取れる場所が必ずある人、あるいはモバイルバッテリー前提で動く人だけが買うべきマシンだ。