Beyerdynamic DT 1990 PRO MKII
新開発のTESLA.45ドライバーが5Hz~40kHzの広帯域再生と30Ωの駆動しやすさを両立し、開放型による自然で空間的なサウンドステージがミキシングやマスタリングの精度を高める。ドイツ製のアルマイト金属を採用した376gの堅牢なボディは、ほぼ全パーツが交換可能で長期使用を前提とした設計。音作りの正確さと持続可能性を求める、4K映像向けのシビアな音声編集者やミックスエンジニアに最適なリファレンス機。
概要
30秒まとめ
DT 1990 PRO MKIIは、ミックスとマスタリングのための超真面目なツール。新ドライバーで高域の刺さりが改善され、解像度とサウンドステージは最高クラス。でもワイヤレスでもなければノイキャンもない。音楽制作に使わないなら、他の選択肢を探したほうがいい。
メリットとデメリット
長所
- TESLA.45ドライバーの解像度は圧巻で、ミックスの粗が手に取るようにわかる。 76th
- 先代で不満のあった高域の刺さりが改善され、長時間のリスニングでも快適。
- 開放型ならではの広大で自然なサウンドステージ。
- ドイツ製の堅牢なボディと交換可能なパーツで、長く付き合える一台。
短所
- 通話品質は13点とお世辞にも使えたものじゃない。
- 開放型なので音漏れが激しく、外やオフィスでの使用は周囲に迷惑。
- ワイヤレス接続に非対応で、利便性では完全に時代遅れ。
- ANC非搭載で、外部のノイズはすべて入ってくる。
オーナーの声
ユーザーの声
実証データ
パフォーマンス
TESLA.45ドライバーは、解像度がとにかく高い。顧客レビューにある通り、聴き慣れた曲から新しい音が発掘できる。高域は先代で指摘された刺さりが抑えられ、長時間の作業でも耳が疲れにくい。開放型らしい広大なサウンドステージも健在で、定位の確認がしやすい。ただ、遮音性はほぼゼロだし、マイク性能は13点と通話には全く向かない。あくまで静かな部屋で音と向き合うためのヘッドホンだ。
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | over-ear |
| Open/Closed | open |
| Weight | 0.4 kg / 0.8 lbs |
| Ear Cushion | Velour |
Audio
| Driver Type | TESLA.45 |
| Freq Min | 5 |
| Freq Max | 40000 |
| Impedance | 30 |
| Codecs | Beyerdynamic DT 1990 PRO MKII Premium Tesla studio headphones for mixing, mastering and editing (open-back) - Black |
Noise Control
| ANC | No |
Connectivity
| Wireless | No |
| Wired Connector | 3.5mm |
| Detachable Cable | Yes |
| Cable Length | 3 |
| Range | 3 |
競合製品との比較
Sennheiser MOMENTUM 4やBowers & Wilkins Px8 S2のような同価格帯のワイヤレス機と比べると、DT 1990 PRO MKIIは利便性で完敗する。ANCも外音取り込みもない。だが、音の正確さと空間表現では、これらを圧倒する。Sony ULT WEARやBose QuietComfort Ultraはノイキャン性能で勝負にならないが、DT 1990 PRO MKIIは「音を楽しむ」ではなく「音を評価する」ための道具だ。JBL Live 770NCとはそもそも製品のカテゴリが違う。
| Spec | Beyerdynamic DT 1990 PRO MKII | Sennheiser MOMENTUM 4 | Sony ULT WEAR WHULT900N/B | JBL Tune 770NC | QCY H3 | Bose QuietComfort 884367-0100 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear |
| Driver Type | TESLA.45 | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic |
| Driver Size (mm) | - | 42 | 40 | 40 | 40 | - |
| Impedance Ohms | 30 | 470 | 314 | 32 | 32 | 32 |
| Wireless | false | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | false | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | open | closed | closed | closed | closed | closed |
| Bluetooth Version | - | 5.2 | 5.2 | 5.3 | 5.4 | 5.1 |
| Battery Life Hours | - | 60 | 30 | 70 | 60 | 24 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | Anc | Mic | Build | Sound | Battery | Comfort | Connectivity | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Beyerdynamic DT 1990 PRO MKII | 30.1 | 14.9 | 75.9 | 33.4 | 42.6 | 28.6 | 34.9 | 34.9 |
| Sennheiser MOMENTUM 4 Compare | 97.3 | 84.2 | 92 | 97.6 | 88.6 | 86.4 | 97.7 | 59.4 |
| Sony ULT WEAR WHULT900N/B Compare | 97.3 | 84.2 | 75.9 | 94.9 | 71.1 | 50.1 | 98.9 | 83.2 |
| JBL Tune 770NC Compare | 97.3 | 65.5 | 92 | 72.3 | 92.8 | 50.1 | 99.6 | 83.2 |
| QCY H3 Compare | 91.9 | 81.8 | 75.9 | 85.1 | 84 | 86.4 | 96.3 | 83.2 |
| Bose QuietComfort 884367-0100 Compare | 91.9 | 65.5 | 92 | 41.9 | 67.4 | 13.2 | 92 | 97.5 |
価格
コストパフォーマンス
価格は約469ドルからと、プロ向け機材としては標準的だが、一般のワイヤレスヘッドホンと比べると明らかに高い。ただ、この価格帯でこの解像度とサウンドステージを手に入れられる製品は限られている。音楽制作に使うなら、5年、10年と使える「投資」になる。逆に、通勤やカフェでのカジュアルなリスニングがメインなら、コスパは最悪だ。
Amazon.com.mx 1件の価格 最安 MX$13,189
2026年5月21日からこの製品の価格を追跡しています。データが増えるとチャートが表示されます。
詳細情報
概要
DT 1990 PRO MKIIは、スタジオの定番が正当進化したモデルだ。新開発のTESLA.45ドライバーを搭載し、ドイツの職人によるハンドメイド。見た目は先代と似ているが、中身は別物で、特に装着感と音のバランスが大幅に改善されている。 とはいえ、これは完全に「仕事用」のツールだ。ワイヤレスでもなければノイキャンもない。音楽を聴くためだけに5万円以上出すなら、他にも選択肢はある。でも、ミックスやマスタリングで一歩抜けたいなら、こいつは真剣に検討する価値がある。
よくある質問
Q: DT 1990 PRO MKIIは普段の音楽鑑賞にも使えますか?
使えますが、本領はミックスやマスタリングなどのプロ用途です。開放型で音漏れが激しく、ワイヤレス接続にも非対応なので、カジュアルなリスニングには不便な面が多いです。
Q: 先代のDT 1990 PROと何が変わりましたか?
最大の変更点は新開発のTESLA.45ドライバーで、特に高域の刺さりが抑えられ、よりスムーズで疲れにくいサウンドになりました。装着感も改善されています。
Q: スマートフォンに直接繋いでも大丈夫ですか?
30Ωと駆動しやすい設計なので、スマホ直挿しでも音量は取れます。ただし、その真価を発揮させるには、オーディオインターフェースやヘッドホンアンプを通すことをお勧めします。
おすすめできない人
通勤やカフェでのリスニング、オンライン会議での使用がメインなら、この製品は完全にオーバースペックで、むしろ不便です。ワイヤレス接続やANCが必須なら、素直にSonyやBoseの製品を選んでください。
総評
DT 1990 PRO MKIIは、音楽を「聴く」人ではなく「作る」人のためのヘッドホンだ。ミックスやマスタリングの精度を上げたいエンジニア、自宅スタジオで妥協したくないクリエイターに最適。逆に、通勤中にスマホで音楽を聴いたり、オンライン会議に使いたいなら、絶対に手を出してはいけない。