Kinefinity MAVO mark2

25MP APS-C CMOSセンサーと6K ProRes 4444XQ 12-bit内部収録により、この価格帯で際立つ映像階調と解像力を実現している。KineMOUNTとアクティブEマウントアダプターの組み合わせが幅広いレンズ互換性をもたらし、5インチタッチモニターと1TB SSDを含むキット構成が撮影現場での即応性を高める。6K RAWが必要だが予算に制約のあるインディペンデント映画制作者に最適だ。

Type cinema
Sensor 25MP super-35
Burst 96 fps
Video 6K @75fps
Weight 1350 g
Kinefinity MAVO mark2 camera
61 総合スコア
価格 MX$0
現在取り扱いなし

概要

30秒まとめ

AFも手ブレ補正もない、完全に割り切った6Kシネママシン。でも、そのProRes画質と112fpsの連写は、この価格では絶対に手に入らない。

メリットとデメリット

長所

  • 6K ProRes 4444 XQの内部収録はこの価格では破格 100th
  • 112fpsの電子シャッター連写は他を圧倒するスピード 94th
  • KineMOUNTの自由度が高く、Eマウントレンズも使える 85th
  • 5インチのタッチモニターとOLED EVFが標準で付いてくる 84th

短所

  • AFと手ブレ補正は期待できない。完全にシネマスタイル専用
  • バッテリー駆動時間は平均以下。Vマウントは必須の前提
  • 防塵防滴ではないので、ロケ撮影では気を使う
  • 1350gのボディは重い。ジンバル運用は現実的ではない

実証データ

パフォーマンス

驚いたのは連写性能だ。112fpsの電子シャッターは、このクラスではトップ。データベース上でも100パーセンタイルという、まさに頭一つ抜けた数値を叩き出している。動画性能も6K ProRes収録はさすがの一言で、全体の93パーセンタイルと非常に高い。ただ、AFと手ブレ補正のスコアはどちらも下位31パーセンタイルと、ここが明確な弱点だ。ピントは自分の手で追い込み、カメラはリグで固定する。そういう撮り方を前提とした、割り切った設計になっている。

パフォーマンス偏差値

AF 36.4
EVF 83.6
Build 77.4
Burst 99.5
Video 94.4
Sensor 61
Battery 46.6
Display 64.1
Connectivity 85.2
Stabilization 35.7

スペック

全スペック一覧

Sensor

Type 24 x 16 mm (Super35) CMOS
Size super-35
Megapixels 25 MP
ISO Range 800

Shooting

Burst (Mechanical) 96
Burst (Electronic) 112
Electronic Shutter Yes

Video

Max Resolution 6K
4K FPS 75
1080p FPS 112
10-bit Yes
Log Profile Yes
Codec ProRes 422/ProRes 422 HQ/ProRes 422 Proxy/ProRes 422LT/ProRes 4444/ProRes 4444XQ 10/12-Bit

Display & EVF

Screen Size 5"
Touchscreen Yes
EVF Resolution 1.92 M dots

Build

Weather Sealed No
Weight 1.4 kg / 3.0 lbs

Connectivity

Wi-Fi Yes
Bluetooth No
USB USB-C
HDMI BNC (3G-SDI)
Hot Shoe No

競合製品との比較

比較対象として真っ先に挙がるのは、同じ6Kオーバーのミラーレス機、Canon EOS R6 Mark IIIやSony a1 IIだろう。これらはAFと手ブレ補正でMAVO mark2を完全に凌駕し、スチルカメラとしての完成度も段違いだ。しかし、ProRes 4444の内部収録と、外部レコーダー不要のシネマワークフローという一点において、MAVO mark2は独自の地位を築いている。逆に、Nikon Z9やFujifilm X-H2のような高画素ハイブリッド機と比べると、MAVO mark2は「動画に特化した変わり種」という印象が強くなる。

Spec Kinefinity MAVO mark2 Sony a7R V Fujifilm X-T5 Panasonic LUMIX GH7 Nikon Z5 II OM System OM-1
Type cinema mirrorless mirrorless mirrorless mirrorless mirrorless
Sensor 25MP super-35 61MP full-frame 40.2MP aps-c 25.2MP micro-four-thirds 24.5MP full-frame 20.4MP micro-four-thirds
AF Points - 693 425 315 273 1053
Burst FPS 96 10 15 75 30 10
Video 6K @75fps 8K @60fps 6K @60fps 6K @120fps 4K @60fps 4K @60fps
IBIS false true true true true true
Weather Sealed false true true true true true
Weight (g) 1350 723 476 721 620 511
Compare Compare Compare Compare Compare
製品 AFEVFBuildBurstVideoSensorBatteryDisplayConnectivityStabilization
Kinefinity MAVO mark2 36.483.677.499.594.46146.664.185.235.7
Sony a7R V Compare 95.699.29778.295.877.994.286.995.298.6
Fujifilm X-T5 Compare 90.891.592.983.592.999.196.899.295.295.5
Panasonic LUMIX GH7 Compare 88.590.596.995.197.561.491.886.995.297.1
Nikon Z5 II Compare 87.291.595.488.887.659.192.786.995.288.7
OM System OM-1 Compare 9697.985.194.686.447.295.786.988.588.7

価格

コストパフォーマンス

価格帯が$4198から$10898と、キット内容によって大きく開きがある。最安値のAgile Packは、必要なものが一通り揃ってこの値段。ProRes 4444を内部収録できるカメラとして見れば、コストパフォーマンスは驚異的だ。もし予算が限られているなら、このエントリーキット一択だろう。上位のPro PackはモニターやSSDが倍になるが、その差額に見合うかは仕事内容次第だ。

詳細情報

概要

Kinefinity MAVO mark2は、この価格帯で手に入る6K S35シネマカメラとしては異例の存在だ。スペックシートを見ればわかる。25MPセンサー、ProRes 4444 XQの内部収録、そして112fpsの電子シャッター連写。これは単なる動画用カメラではない。スチルとシネマの両方で戦える、ちょっと変わったツールだ。ただし、その真価は「動く映像」を撮る時に発揮される。AFや手ブレ補正といった現代のミラーレス的な便利機能はバッサリ切り捨て、純粋な画作りに全振りした一台と言える。

よくある質問

Q: このカメラ、普通の写真撮影にも使えるの?

使えるけど、それが目的なら素直にソニーやキヤノンのミラーレスを買った方が幸せになれる。AFが弱いし、手ブレ補正もないから、スチル撮影は全部マニュアルでやる覚悟が必要だよ。

Q: Eマウントレンズは普通に動くの?

付属のアクティブアダプター経由なら、電子絞りや手ブレ補正レンズの制御もできる。ただ、AF性能はレンズ次第でかなり遅いし、あてにしない方がいい。基本的にはMFでの運用が前提だね。

Q: バッテリーはどれくらい持つの?

付属のKineBAT 99で1時間ちょっとが目安。シネマカメラとしては普通だけど、ミラーレス感覚で使うとすぐ切れる。予備バッテリーか、大容量のVマウントは必須だと思っておいて。

おすすめできない人

もし「AFが優秀で、手ブレ補正が強力なハイブリッド機」を探しているなら、これは完全に選択肢から外れる。素直にCanon EOS R6 Mark IIIかSony a1 IIを買うべきだ。MAVO mark2は、そういった便利機能と引き換えに、この価格帯ではありえない動画画質を手に入れたカメラだからね。

総評

MAVO mark2は、オートフォーカスや手ブレ補正に頼らない、古典的なシネマスタイルの撮影を好む人にとって、これ以上ない相棒だ。6K ProResの画質と、驚異的な連写速度は唯一無二。逆に、ジンバルに載せて走り回ったり、AFでポートレートをバシバシ撮りたい人には全く向かない。これは「撮らせてもらう」ためのカメラではなく、「自分で撮りに行く」ためのカメラだ。

用途別スコア

総合 (61.1)Video (63.9)Travel (36.5)Youtube (48.4)Beginner (59)Vlogging (34.1)Streaming (53.4)Photography (54.6)Wedding Events (51.8)Sports Wildlife (52.3)Product Photography (60.5)

その他の構成3

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