Beyerdynamic DT 1770 Pro MKII Premium Tesla studio headphones for recording
ドイツ製の新開発TESLA.45ドライバーが、歪みの極めて少ない解像度と大音量でも忠実な信号再現性を実現します。密閉型設計による高い遮音性と、記憶フォーム採用ヘッドバンドによる長時間の快適さが、過酷なスタジオワークを支えます。パワフルな低音と詳細な高域を備えた本機は、レコーディングやモニタリングで一切の妥協を許さないオーディオエンジニアに最適です。
概要
30秒まとめ
サウンドスコア75パーセンタイルと、歪みの少ないTESLA.45ドライバーが光るスタジオモニター。快適性は10パーセンタイルと我々のデータベースでも最悪クラスで、454gの重量と強い側圧が長時間使用の大きな障壁になる。ANCやワイヤレス機能は一切なく、純粋に音だけに振り切ったプロ向けツールだ。
メリットとデメリット
長所
- TESLA.45ドライバーによる低歪みで詳細なサウンド(サウンド75パーセンタイル) 88th
- 30Ωの低インピーダンスで幅広い機器を駆動できる 81st
- 密閉型として高いパッシブ遮音性を確保
- ドイツ製の金属パーツによる堅牢なビルド(ビルド76パーセンタイル)
- ほぼ全パーツが交換可能で長く使える設計
短所
- 454gの重量と強い側圧で快適性は10パーセンタイルと厳しい
- ANC非搭載でノイズキャンセリング性能は30パーセンタイル
- マイク性能は15パーセンタイルと通話には使えない
- 有線専用で接続性は35パーセンタイルと制限される
- ソーシャルプルーフが8パーセンタイルとユーザー評価が極端に少ない
実証データ
パフォーマンス
音質面では、TESLA.45ドライバーがスタジオモニターらしい正確な描写を見せる。低域はパワフルだが膨らまず、ミッドレンジは自然でボーカルや楽器の質感を素直に引き出す。高域は非常に詳細で、ミックスの微細なノイズやリバーブの消え際まで見通せる。歪み率は極めて低く、大音量でも音が崩れにくいのはプロ用途では大きなアドバンテージだ。サウンドスコア75パーセンタイルという数字は、この価格帯の密閉型としては立派な成績と言える。 一方で、ANCスコアは30パーセンタイルと、アクティブノイズキャンセリングを期待してはいけない。密閉型としてのパッシブな遮音性は高いが、飛行機やカフェの喧騒を電気的に消す機能はない。マイク性能も15パーセンタイルと通話には全く向いていない。これは純粋に「聴くため」のツールであり、それ以外の機能はバッサリ割り切った製品だ。
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | over-ear |
| Open/Closed | closed |
| Weight | 0.5 kg / 1.0 lbs |
| Ear Cushion | Velour |
| Headband | spring steel, memory foam |
Audio
| Driver Type | TESLA.45 |
| Driver Size | 45 |
| Freq Min | 5 |
| Freq Max | 40000 |
| Impedance | 30 |
| Codecs | Beyerdynamic DT 1770 Pro MKII Premium Tesla studio headphones for recording, monitoring and editing (closed-back) - Black |
Noise Control
| ANC | No |
Connectivity
| Wireless | No |
| Wired Connector | 3.5mm |
| Detachable Cable | Yes |
| Range | 3 |
Microphone
| Microphone | No |
競合製品との比較
Sennheiser MOMENTUM 4やBowers & Wilkins Px8 S2といったワイヤレス勢と比べると、DT 1770 Pro MKIIは機能面で大きく見劣りする。ANCスコア30パーセンタイル、接続性35パーセンタイルと、利便性では全く勝負にならない。しかし音質に限れば、有線接続とTESLA.45ドライバーの組み合わせは、ワイヤレスコーデックの制約を受けない純粋なアドバンテージがある。Sony ULT WEARやBose QuietComfort Ultra 2nd Genが快適性とノイキャンで圧倒する一方、DT 1770 Pro MKIIは「音を正確に聴く」という一点で異なる土俵に立っている。
| Spec | Beyerdynamic DT 1770 Pro MKII Premium Tesla studio headphones for recording | Sony ULT WEAR WHULT900N/B | Bowers & Wilkins Px8 S2 | Sennheiser MOMENTUM 4 | Apple AirPods Max Midnight | Technics EAH-A800 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear |
| Driver Type | TESLA.45 | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic |
| Driver Size (mm) | 45 | 40 | 40 | 42 | 40 | 40 |
| Impedance Ohms | 30 | 314 | - | 470 | 16 | 34 |
| Wireless | false | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | false | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | closed | closed | closed | closed | closed | closed |
| Bluetooth Version | - | 5.2 | 5.3 | 5.2 | 5.0 | 5.2 |
| Battery Life Hours | - | 30 | 30 | 60 | 20 | 50 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | Anc | Mic | Build | Sound | Battery | Comfort | Connectivity | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Beyerdynamic DT 1770 Pro MKII Premium Tesla studio headphones for recording | 33.2 | 19.8 | 80.5 | 87.9 | 50.3 | 10.5 | 48.9 | 11.1 |
| Sony ULT WEAR WHULT900N/B Compare | 98.4 | 88.2 | 80.5 | 96.5 | 80.6 | 59.3 | 99.1 | 89.1 |
| Bowers & Wilkins Px8 S2 Compare | 98.4 | 99.4 | 96.1 | 99.4 | 80.6 | 59.3 | 98.2 | 98.7 |
| Sennheiser MOMENTUM 4 Compare | 98.4 | 88.2 | 93.4 | 98.3 | 92.4 | 90 | 98.5 | 70.9 |
| Apple AirPods Max Midnight Compare | 98.4 | 86.5 | 93.4 | 94.7 | 75.5 | 33.9 | 95.5 | 98.7 |
| Technics EAH-A800 Compare | 94.7 | 98.7 | 80.5 | 97.8 | 88.5 | 59.3 | 97.9 | 64.2 |
価格
コストパフォーマンス
価格は販売店によって$650から$71199と、とんでもない開きがある。このスプレッドの広さは異常で、おそらく在庫状況やマーケットプレイス出品の混乱によるものだろう。Best Buyでの通常価格帯を基準に考えると、サウンドスコア75パーセンタイルの実力に対して妥当なラインだ。ただし、ANCやワイヤレス接続といった便利機能を一切捨てている点を考慮すると、純粋に音だけに投資する覚悟が必要になる。
詳細情報
概要
Beyerdynamic DT 1770 Pro MKIIは、スタジオでの使用を前提に設計された有線密閉型ヘッドホンだ。サウンドスコアは75パーセンタイルと、このカテゴリーではしっかり上位に食い込む実力を持っている。特に歪みの少なさと高域のディテール表現は、モニタリング用途で強みになるだろう。新開発のTESLA.45ドライバーは30Ωと低インピーダンスで、オーディオインターフェースからポータブルプレーヤーまで幅広く鳴らせるのもポイントだ。 ただ、快適性のスコアは10パーセンタイルと、我々のデータベースの中でもかなり厳しい位置にある。454gという重量と強い側圧は、長時間のセッションではっきり疲労として感じるはずだ。音は良いが、その代償として頭への負担は覚悟する必要がある。ビルドクオリティは76パーセンタイルと堅実で、ドイツ製らしい金属パーツの質感は信頼感がある。
よくある質問
Q: DT 1770 Pro MKIIはスマートフォンで直接使えますか?
30Ωの低インピーダンス設計なので、スマートフォンのヘッドホン端子でも音量は十分取れる。ただし6.35mm標準プラグが標準付属のため、3.5mm変換アダプタがなければ物理的に接続できない。また、マイク性能は15パーセンタイルと通話品質は期待しないほうがいい。
Q: このヘッドホンはノイズキャンセリングに対応していますか?
アクティブノイズキャンセリングには非対応で、ANCスコアは30パーセンタイルと低い。密閉型の構造によるパッシブな遮音性は高いが、飛行機や電車の低周波ノイズを電気的に打ち消す機能はない。スタジオ内でのモニタリングや、静かな環境でのリスニングを前提とした設計だ。
Q: 長時間の使用で疲れませんか?
正直なところ、疲れる可能性が高い。快適性スコアは10パーセンタイルと、我々のデータベースの中でも最低ランクだ。454gの重量と、スタジオモニター特有の強い側圧が、長時間のセッションでは頭頂部や側頭部への負担として感じられる。付属のベロアとレザレットのイヤーパッドで多少の調整は可能だが、根本的な解決にはならない。
おすすめできない人
快適性を重視する人や、ワイヤレスの利便性を求める人は絶対に避けるべきだ。快適性10パーセンタイル、接続性35パーセンタイルという数字が示す通り、これは長時間気軽に音楽を楽しむための製品ではない。ANCが必要な通勤・通学ユーザーや、オンライン会議でマイクを使いたい人にも全く向いていない。Sennheiser MOMENTUM 4やBose QuietComfort Ultra 2nd Genのほうが、はるかに幸せになれるだろう。
総評
DT 1770 Pro MKIIは、スタジオでのモニタリングや編集作業に特化した、妥協のないツールだ。サウンドスコア75パーセンタイルの実力は本物で、特に歪みの少なさとディテールの描写力は価格に見合う。ただし快適性10パーセンタイルという数字が示す通り、長時間の使用には明確な我慢が必要になる。音質最優先で、重さや側圧を許容できるプロフェッショナル、またはマニア向けの一台だ。