Edifier STAX SPIRIT S5
89mmプラナーマグネティックドライバーと第2世代EqualMassテクノロジーを搭載し、Snapdragon Soundによるロスレスストリーミングで有線に迫る高解像度を実現している点が際立つ。80時間の連続再生と10分の充電で11時間使える急速充電は、ワイヤレスヘッドホンの常識を覆すバッテリー性能だ。通勤時のスコアは44点と低いため、静かな室内でLDACやLHDCコーデックの恩恵を最大限に活かしたい純粋な音楽リスナーに最適である。
概要
30秒まとめ
Edifier STAX SPIRIT S5は、ワイヤレスのオーバーイヤーヘッドホンとしては最高峰の音質と80時間のバッテリーを誇りますが、ノイキャン非搭載で重量があり、携帯性は低いです。外での使用よりも、自宅で最高の音をワイヤレスで楽しみたいオーディオファイル向けの製品です。
メリットとデメリット
長所
- 平面磁界ドライバーによる驚異的な音質 100th
- 80時間持つバッテリーは競合を圧倒 95th
- LDACやaptX Losslessなど高音質コーデックに幅広く対応 93rd
- マルチポイント対応で接続性も良好 78th
- 10分の充電で11時間使える急速充電
短所
- 347gと重く、長時間の装着は疲れる
- アクティブノイズキャンセリング非搭載で遮音性が低い
- 通勤や外出先での使用には不向き
- ビルドクオリティに不安の声あり
- 販売店による価格差が極端に大きい
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 4 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
音質に関しては、正直言ってこれ以上のものは今のところありません。私たちのデータベースでサウンドスコアはトップ。89mmの平面磁界ドライバーと2μmの極薄フィルムが生み出す音は、ワイヤレスとは思えない解像度とレスポンスの速さです。低音はタイトで深く、高域は耳障りにならずにきれいに伸びます。LDACやaptX Losslessといったコーデックに対応しているので、対応デバイスと組み合わせれば、CD品質を超えるストリーミングも体験できます。
バッテリー性能も驚異的です。公称80時間の連続再生は、私たちのデータベースで95パーセンタイルという優秀さ。10分の充電で11時間使える急速充電にも対応しているので、バッテリー切れの心配はほぼ無用です。ワイヤレス接続もBluetooth 5.4で安定しており、マルチポイント対応で複数デバイスの切り替えもスムーズ。マイク性能は78パーセンタイルとまずまずで、通話品質もクリアですが、主役はあくまで音楽再生です。
スペック
全スペック一覧
Design
| Form Factor | over-ear |
| Open/Closed | closed |
| Foldable | No |
| Weight | 0.3 kg / 0.8 lbs |
| Ear Cushion | Lambskin |
Audio
| Driver Type | dynamic |
| Driver Size | 89 |
| Drivers | 1 |
| Impedance | 120 |
| Sensitivity | 94 |
| Max SPL | 94 |
| Hi-Res Audio | Yes |
| Codecs | AAC, aptX, aptX Adaptive, aptX HD, aptX LL, LDAC, LHDC, SBC |
Noise Control
| ANC | No |
| Transparency | Yes |
Connectivity
| Wireless | Yes |
| Bluetooth | 5.4 |
| Multipoint | Yes |
| Wired Connector | 3.5mm |
| Detachable Cable | No |
| Range | 10 |
Battery
| Battery Life | 80 |
| Charge Time | 0.1666667 |
| Fast Charging | 10 min for 11 hours playback |
| Charging | USB-C |
| Capacity | 1500 |
Microphone
| Microphone | Yes |
| Mic Count | 2 |
| NC Mic | Yes |
| Boom Mic | No |
| Detachable Mic | No |
Features
| Touch Controls | No |
| App | Edifier Connex |
| Volume Limiting | No |
| Gaming Mode | No |
競合製品との比較
音質だけで比べるなら、Edifier STAX SPIRIT S5はSennheiser MOMENTUM 4やBowers & Wilkins Px8 S2といった定番の高級機に真っ向から勝負を挑み、そして勝っています。特に解像度とレスポンスの速さでは、平面磁界ドライバーの優位性がはっきり出ます。しかし、総合力では話が違います。Sony ULT WEARやBose QuietComfort Ultra 2nd Genは、圧倒的なノイズキャンセリング性能と軽量な装着感で、電車やカフェでの使用にはこちらの方がずっと快適です。
S5は「移動中でも最高の音で聴きたい」というより、「家やオフィスで、ワイヤレスの自由さを楽しみながら最高の音で聴きたい」という人向けの製品です。JBL Live 770NCのような低価格帯の製品と比べると、音質のグレードが全く違いますが、日常使いの便利さでは劣ります。完全に「音質特化型」のワイヤレスヘッドホンですね。
| Spec | Edifier STAX SPIRIT S5 | Sennheiser MOMENTUM 4 | Bowers & Wilkins Px8 S2 | Sony ULT WEAR WHULT900N/B | Bose QuietComfort Ultra 2nd Gen | JBL Live 770NC |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Form Factor | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear | over-ear |
| Driver Type | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic | dynamic |
| Driver Size (mm) | 89 | 42 | 40 | 40 | - | 40 |
| Impedance Ohms | 120 | 470 | - | 314 | 32 | 32 |
| Wireless | true | true | true | true | true | true |
| Active Noise Cancellation | false | true | true | true | true | true |
| Open Closed Back | closed | closed | closed | closed | closed | closed |
| Bluetooth Version | 5.4 | 5.2 | 5.3 | 5.2 | 5.4 | 5.3 |
| Battery Life Hours | 80 | 60 | 30 | 30 | 30 | 65 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | Anc | Mic | Build | Sound | Battery | Comfort | Connectivity | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Edifier STAX SPIRIT S5 | 62.6 | 77.5 | 33.7 | 99.9 | 95.3 | 10.4 | 93.4 | 46.4 |
| Sennheiser MOMENTUM 4 Compare | 97.4 | 84.2 | 92 | 97.6 | 88.7 | 86.3 | 97.7 | 59.4 |
| Bowers & Wilkins Px8 S2 Compare | 97.4 | 99.3 | 95.7 | 99.4 | 71.2 | 50 | 97.3 | 97.5 |
| Sony ULT WEAR WHULT900N/B Compare | 97.4 | 84.2 | 76 | 95 | 71.2 | 50 | 98.9 | 83.2 |
| Bose QuietComfort Ultra 2nd Gen Compare | 91.9 | 77.5 | 97.1 | 46.2 | 71.2 | 50 | 99.7 | 83.2 |
| JBL Live 770NC Compare | 97.4 | 77.5 | 92 | 84.1 | 91.3 | 50 | 99.9 | 91.4 |
価格
コストパフォーマンス
価格に関しては、正直なところカオスです。販売店によって$500から$12,433と、とんでもない開きがあります。Amazon.comでの価格が最も現実的で、この音質とバッテリー性能を考えれば$500前後なら十分にバーゲンと言えます。しかし、高額な店舗で買ってしまうと、Sennheiser MOMENTUM 4やBowers & Wilkins Px8 S2といった、よりバランスの取れた高級ワイヤレスヘッドホンが余裕で買えてしまう価格帯に突入します。購入前に必ず複数の販売店を比較してください。
詳細情報
概要
Edifier STAX SPIRIT S5は、ワイヤレスでありながら平面磁界ドライバーを搭載した、ちょっと変わり種のヘッドホンです。89mmのプラナードライバーと第2世代EqualMassテクノロジーが、有線に迫るサウンドをワイヤレスで実現しようとしています。Snapdragon SoundやLDAC、LHDCといった高音質コーデックにほぼ全部対応しているので、音質にこだわるオーディオファイルがケーブルから解放されたいなら、このヘッドホンはかなり魅力的な選択肢に見えます。
ただ、スペックシートの数字だけ見ると、ちょっと首をかしげる部分もあります。347gという重量は長時間の使用では気になるかもしれませんし、ノイズキャンセリングは「弱めの外音取り込み」程度の機能しかありません。通勤や移動中に使うには、遮音性が足りないと感じる場面が多そうです。実際、私たちのデータベースでは「通勤」スコアが全カテゴリー中で最も低い44点でした。
とはいえ、このヘッドホンの本命は音質です。私たちのデータベース上で、サウンドスコアは100パーセンタイルという、現時点で最高クラスの評価。バッテリー持ちも80時間と、競合を大きく引き離すスタミナを持っています。価格は販売店によって$500から$12,433と恐ろしく幅がありますが、音質とバッテリーを最優先するリスニング専用機として見るなら、検討する価値は十分にあります。
よくある質問
Q: Edifier STAX SPIRIT S5はゲームに使えますか?
ゲームスコアは60点と平均的で、遅延の少ないaptX Low Latencyコーデックには対応していますが、空間オーディオや専用のゲームモードはありません。カジュアルなゲームなら問題なく使えますが、競技性の高いFPSなどには、より定位感に優れたゲーミングヘッドセットをおすすめします。
Q: STAX SPIRIT S5のノイズキャンセリング性能はどうですか?
このヘッドホンにはアクティブノイズキャンセリング(ANC)機能は搭載されておらず、外音取り込みモードがあるのみです。そのため、電車内やカフェなどの騒がしい環境での使用にはあまり向いていません。
Q: Edifier STAX SPIRIT S5は有線接続でも使えますか?
はい、付属の3.5mmケーブルまたはUSB-Cケーブルを使った有線接続に対応しています。ワイヤレス時と同様に、有線でも平面磁界ドライバーの高い音質を楽しめます。
Q: STAX SPIRIT S5の装着感はどうですか?
イヤーパッドにはラムスキンとカウハイドが使われており肌触りは良いですが、347gという重量があるため、長時間装着していると重さや締め付けを感じるという声が多いです。快適性のスコアはデータベース上で10パーセンタイルと低めです。
おすすめできない人
通勤や外出先での使用がメインの人、あるいはジムで使いたい人は、このヘッドホンはやめておきましょう。アクティブノイズキャンセリング非搭載で遮音性が低く、重量もあるため、移動中のストレスになります。同じ予算なら、Bose QuietComfort Ultra 2nd GenやSony ULT WEARの方が、外の騒音をシャットアウトして快適に音楽を楽しめます。また、軽くて疲れにくいヘッドホンを探している人にも、この347gという重量は明らかに不向きです。
総評
Edifier STAX SPIRIT S5を買うべきかどうかは、あなたが何を犠牲にできるかで決まります。ワイヤレスヘッドホンに求めるものが「とにかく最高の音質」で、ノイズキャンセリングや軽さは二の次、というピュアなオーディオファイルなら、これはもう買いです。この価格帯でこの音は、ちょっと反則レベルです。バッテリーの持ちも素晴らしいので、リスニングルームでの長時間のセッションがはかどります。
しかし、通勤やジム、カフェでの作業など、外に持ち出して使うことがメインなら、素直にBoseやSonyのノイキャンヘッドホンを選んだ方が幸せになれます。S5は遮音性が低く、重さも気になるため、外の世界をシャットアウトする道具としては力不足です。自宅用の「ワイヤレス据え置き機」と割り切れる人にとっては、最高の相棒になるでしょう。