Blackmagic Design Pocket Cinema Camera
A Micro Four Thirds sensor with 13 stops of dynamic range and dual gain ISO up to 25,600 captures detailed 4K RAW and Apple ProRes footage directly to SD, CFast, or external USB-C SSDs. The lightweight carbon fiber polycarbonate body integrates a bright 5-inch touchscreen and a multifunction handgrip, eliminating the need for an external monitor. This camera is best for independent filmmakers and video students who need a dedicated, affordable cinema camera with industry-standard codecs and a full DaVinci Resolve Studio license included.
概要
30秒まとめ
映像スコア44.3/100は全体の上位20%に入る実力で、13ストップのダイナミックレンジと内部RAW収録が最大の武器。120fpsのハイフレームレート収録も可能で、バースト性能は98パーセンタイルとほぼトップ。ただし写真は23.3/100と話にならず、AFと手ブレ補正も弱いので、動画専用のサブ機として割り切るのが正解です。
メリットとデメリット
長所
- 13ストップのダイナミックレンジと12ビットRAW収録で、映像スコアは上位20% 98th
- 120fpsの1080p収録が可能で、バースト性能は98パーセンタイルのトップクラス 80th
- USB-C経由で外部SSDに直接記録でき、CFast 2.0とSD UHS-IIにも対応 73rd
- DaVinci Resolve Studioのライセンスが付属し、ポストプロダクションまで完結
短所
- 写真スコアは23.3/100と最低レベルで、静止画用途には全く向かない
- AFと手ブレ補正は31パーセンタイルと貧弱で、手持ち撮影はほぼ不可能
- バッテリー持ちが悪く、45パーセンタイルと長時間のロケ撮影には不向き
- 9MPセンサーは動画特化で、センサー性能は全体の4パーセンタイルと最低クラス
実証データ
パフォーマンス
このカメラの真骨頂は、120fpsのバースト撮…もとい、120fpsでの1080pハイフレームレート収録にあります。バースト性能は全体の98パーセンタイルで、ほぼトップクラス。4K 60fpsの10ビット4:2:2内部収録や、USB-C経由での外部SSDへの直接記録も、このクラスでは傑出しています。13ストップのダイナミックレンジは、ハイライトとシャドウの粘り強さに直結し、グレーディングの自由度が段違いです。
一方で、センサー性能は4パーセンタイルと、ほぼ最下位。これは静止画解像度の低さが響いていますが、動画に特化した設計と割り切れば理解できる数字です。AFと手ブレ補正はどちらも31パーセンタイルと頼りなく、ジンバルやフォローフォーカス無しでの運用は正直厳しい。5インチの固定式タッチ液晶は明るく見やすいですが、屋外ではアングルによって反射が気になります。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | CMOS |
| Size | micro-four-thirds |
| Megapixels | 9 MP |
| ISO Range | 100 |
Shooting
| Burst (Mechanical) | 120 |
Video
| Max Resolution | 4K |
| 4K FPS | 60 |
| 1080p FPS | 120 |
| 10-bit | Yes |
| RAW Video | Yes |
| Codec | Apple ProRes, Blackmagic RAW |
Display & EVF
| Screen Size | 5" |
| Touchscreen | Yes |
Build
| Weight | 0.7 kg / 1.6 lbs |
Connectivity
| Wi-Fi | No |
| Bluetooth | Yes |
| USB | USB-C |
| HDMI | ✓ |
競合製品との比較
同価格帯のミラーレス機、例えばCanon EOS R6 Mark IIIやSony a7 Vと比べると、写真性能では全く勝負になりません。しかし、映像に限れば話は別です。Fujifilm X-H2やPanasonic LUMIX GH7のような動画に強いハイブリッド機と比較しても、内部RAW収録と13ストップのダイナミックレンジはBlackmagicの明確なアドバンテージ。Nikon Z6 IIIの高感度性能も魅力的ですが、グレーディングの自由度という一点で、このカメラは頭一つ抜けています。
| Spec | Blackmagic Design Pocket Cinema Camera | Sony a1 II | Fujifilm X-T X-T5 | Nikon Z Z8 | Panasonic LUMIX S5 IIX | OM System OM-1 Mark II |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 9MP micro-four-thirds | 50.1MP full-frame | 40.2MP aps-c | 45.7MP full-frame | 24.2MP full-frame | 20.4MP micro-four-thirds |
| AF Points | - | 759 | 425 | 493 | 779 | 1053 |
| Burst FPS | 120 | 30 | 15 | 30 | 30 | 120 |
| Video | 4K @60fps | 8K @120fps | 6K @60fps | 8K @120fps | 6K @60fps | 4K @60fps |
| IBIS | false | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | false | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 721 | 658 | 476 | 820 | 658 | 511 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Blackmagic Design Pocket Cinema Camera | 30.9 | 33.9 | 51.9 | 98.1 | 79.9 | 3.8 | 44.7 | 51.1 | 72.8 | 3.3 | 31.3 |
| Sony a1 II Compare | 95 | 98.5 | 96.3 | 89.9 | 98.6 | 67.2 | 91.4 | 99.4 | 92.8 | 96.9 | 99.5 |
| Fujifilm X-T X-T5 Compare | 86.2 | 92.3 | 91.1 | 78.7 | 87 | 98.6 | 95.4 | 81.1 | 84.3 | 96.9 | 93 |
| Nikon Z Z8 Compare | 88.8 | 87.6 | 98.2 | 96 | 99.4 | 63.4 | 88.2 | 81.1 | 92.8 | 96.9 | 83 |
| Panasonic LUMIX S5 IIX Compare | 96.8 | 89.9 | 96.3 | 89.9 | 92.3 | 46.1 | 89.5 | 99.2 | 92.8 | 92.1 | 83 |
| OM System OM-1 Mark II Compare | 98.2 | 88.4 | 88.5 | 99.8 | 82.5 | 38 | 93.8 | 81.1 | 92.8 | 86.9 | 99.5 |
価格
コストパフォーマンス
価格は店舗によって$925から$195,977と、驚くほど大きな開きがあります。Best Buyでの通常価格が基準になりますが、この価格差はおそらく在庫状況や付属品の有無によるものでしょう。いずれにせよ、$1,000前後で手に入るなら、この映像品質は驚異的なコストパフォーマンスです。DaVinci Resolve Studioのライセンスが付属する点も見逃せません。
Amazon.co.jp 1件の価格 最安 ¥170,000
2026年5月21日からこの製品の価格を追跡しています。データが増えるとチャートが表示されます。
詳細情報
概要
Blackmagic Design Pocket Cinema Camera 4Kは、名前の通りポケットに入るサイズではありませんが、その映像美は間違いなくポケットに収まらないレベルのものです。13ストップのダイナミックレンジと最大25,600のデュアルゲインISOを誇るマイクロフォーサーズセンサーは、映像スコア44.3/100を叩き出し、データベース内で上位20%に入る実力。4K 60fpsの10ビット映像をApple ProResや12ビットBlackmagic RAWで内部収録できる点は、この価格帯では驚異的です。
ただし、これはビデオカメラであって、スチルカメラではありません。写真スコアは23.3/100と、我々のデータベースで最低クラス。9MPのセンサーは4K動画には最適化されていますが、静止画となると話は別です。オートフォーカスも手ブレ補正も信頼性は低く、バッテリー持ちも心許ない。つまり、動画専用機として割り切れる人だけが手を出すべき、極めてピュアなツールです。
よくある質問
Q: このカメラで写真を撮ることはできますか?
技術的には可能ですが、おすすめしません。9MPのマイクロフォーサーズセンサーは4K動画用に最適化されており、写真スコアは23.3/100とデータベース内で最低クラスです。スチル撮影がメインなら、同価格帯のミラーレス機を選ぶべきです。
Q: 手持ち撮影はできますか?
厳しいです。このカメラにはボディ内手ブレ補正がなく、手ブレ補正のスコアは31パーセンタイルと貧弱です。レンズ側の手ブレ補正に頼るか、ジンバルや三脚の使用が前提と考えてください。
Q: バッテリーはどのくらい持ちますか?
バッテリー性能は45パーセンタイルと平均以下で、付属のLP-E6バッテリーでは1時間程度の連続撮影が限界です。外部電源や予備バッテリーの用意は必須で、長時間のロケ撮影ではUSB-C PD対応のモバイルバッテリーが頼りになります。
おすすめできない人
写真を1枚でも撮るつもりがある人、あるいはオートフォーカスと手ブレ補正に頼ったラン&ガンスタイルの撮影をしたい人は、このカメラを避けるべきです。写真スコア23.3/100、AFと手ブレ補正はともに31パーセンタイルと、データがはっきりと不向きを示しています。また、バッテリー持ちも悪く、充電の手間を減らしたい人にも不向き。これは純粋なシネマツールであり、手軽さやオールラウンド性能を求めるなら、Fujifilm X-H2やPanasonic GH7のようなハイブリッド機を選んだ方が幸せになれます。
総評
Blackmagic Pocket Cinema Camera 4Kは、シネマカメラの入門機として、あるいはBカメラとして、これ以上ない選択肢です。映像スコア44.3/100が示す通り、この価格で手に入る画質ではありません。ただし、スチル撮影を一切考えておらず、かつジンバルや三脚、外部電源を用意できる人に限ります。動画専用機としての割り切りが、このカメラの真価を引き出す唯一の方法です。