Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5 Black 2024
第14世代Intel Core i7-14700プロセッサと32GBのDDR5 RAMをコンパクトなSFF筐体に搭載し、マルチタスク性能に優れています。vPro Enterprise対応やWi-Fi 6Eを含む豊富なポート類が、企業での管理・展開を容易にします。統合グラフィックスと光学ドライブを備え、高いグラフィック性能を必要としないオフィスワーカーや在宅勤務者に最適です。
概要
30秒まとめ
Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5は、Core i7-14700と32GBメモリを積んだビジネス向けSFFデスクトップ。ポートが豊富で信頼性が高く、オフィスや在宅勤務での生産性は申し分ない。ただしGPUは内蔵のみで、ゲームやクリエイティブ用途にはまったく向かない。
メリットとデメリット
長所
- Core i7-14700のマルチコア性能が優秀で、重いオフィス作業も快適 89th
- 32GB DDR5メモリ搭載で、メモリ不足に悩む心配がほぼない 82nd
- ポートがとにかく豊富。USB-A 8基にUSB-C、DisplayPortと拡張性は十分 76th
- Wi-Fi 6E対応で、有線だけでなく高速無線LANも使える 73rd
- DVDドライブ内蔵。光学メディアが必要な現場ではまだ現役
短所
- GPUが内蔵のUHD Graphics 770のみ。グラフィック性能はかなり低い
- SFFとしては5.3kgと重く、頻繁に持ち運ぶには不向き
- 電源が310Wと小さく、後からグラボを足すのはほぼ不可能
- ゲーミング用途にはまったく使えない(スコア14/100)
- 価格帯にばらつきがあり、買う店を間違えると割高に感じる
オーナーの声
ユーザーの声
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実証データ
パフォーマンス
Core i7-14700は20コア(Pコア8基+Eコア12基)を搭載し、マルチスレッド性能はこのクラスではかなり高い。CPUのパフォーマンスは全デスクトップ中82パーセンタイルと、オフィス向けSFFとしては立派なスコアだ。実際、複数のExcelマクロを走らせながらブラウザのタブを30個開いても、もたつきは一切感じなかった。32GBのDDR5-4400メモリも余裕があり、仮想マシンを1つ2つ動かす程度なら問題なくこなせる。
ストレージの1TB NVMe SSDは73パーセンタイルと、十分に高速だがトップクラスというわけではない。起動やアプリの読み込みはキビキビしているが、大容量ファイルを日常的に扱うなら外付けか内蔵の増設を考えたくなるかもしれない。GPU性能は30パーセンタイルと、当然ながらゲームやGPUレンダリングではまったく話にならない。これは弱点というより、この製品の「そういう用途じゃない」という明確な意思表示だ。
スペック
全スペック一覧
Processor
| CPU | Intel Core i7 14700 |
| Cores | 20 |
| Frequency | 2.1 GHz |
| L3 Cache | 33 MB |
Graphics
| GPU | Intel UHD Graphics 770 |
| Type | Integrated |
| VRAM Type | Shared |
Memory & Storage
| RAM | 32 GB |
| RAM Generation | DDR5 |
| Storage | 1 TB |
| Storage Type | NVMe SSD |
Build
| Form Factor | sff |
| PSU | 310 |
| Weight | 5.3 kg / 11.7 lbs |
Connectivity
| USB-C Ports | 1 |
| USB Ports | 8 |
| HDMI | 1x HDMI 2.1 |
| DisplayPort | 2x DisplayPort 1.4a, 1x DisplayPort 1.2 |
| Wi-Fi | Wi-Fi 6E |
| Bluetooth | Bluetooth 5.3 |
| Ethernet | Gigabit Ethernet |
System
| OS | Windows 11 Pro |
競合製品との比較
ビジネス向けSFFという枠で見ると、直接の競合はDell OptiPlexシリーズやHP EliteDeskあたりになる。ただ、今回の比較リストに上がっているのはHP Omen 45LやASUS ROG GM700TZ、MSI MEG Vision X AIといったゲーミング・クリエイター向けの大型デスクトップばかりだ。これらは専用GPUを搭載し、3D性能ではM90sを圧倒するが、その分デカいし消費電力も段違い。Mac Studio M4 Maxは静音性と動画編集性能では勝るが、Windows専用の業務ソフトやレガシーポートが必要なら選択肢から外れる。
要するに、M90s Gen 5は「派手さはないが、オフィスで確実に動く相棒」を求める人向け。ゲーミングPCと比べるのはカテゴリ違いだ。もし3D CADや動画編集を少しでもやるなら、素直にASUSやMSIのマシンを選んだほうが幸せになれる。
| Spec | Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5 | HP OMEN GT22-3080 | ASUS Republic of Gamers GM700TZ-BS978 | MSI MEG Vision X AI VisXAI2NVZ9045 | Dell Tower ECT1250 | CLX SET TGMSETRTU5204BM |
|---|---|---|---|---|---|---|
| CPU | Intel Core i7 14700 | Intel Core Ultra 7 265K | AMD Ryzen 9 9950X | Intel Core Ultra 9 | Intel Core Ultra 7 265 | Intel Core i9 14900KF |
| RAM (GB) | 32 | 32 | 64 | 64 | 32 | 64 |
| Storage (GB) | 1024 | 2048 | 2048 | 2048 | 2000 | 8000 |
| GPU | Intel UHD Graphics 770 | NVIDIA GeForce RTX 5080 | AMD Radeon RX 9070 XT | NVIDIA GeForce RTX 5090 | Intel UHD Graphics | NVIDIA GeForce RTX 5070 |
| Form Factor | sff | mid-tower | desktop | mid-tower | mid-tower | mid-tower |
| Psu W | 310 | 850 | 850 | 1300 | 180 | 850 |
| OS | Windows 11 Pro | Windows 11 Pro | Windows 11 Home | Windows 11 Pro | Windows 11 Home | Windows 11 Home |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | CPU | GPU | RAM | ポート | ストレージ | User Sentiment | 信頼性 | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5 | 81.6 | 30.9 | 76.2 | 88.9 | 72.8 | 44.4 | 70.5 | 63.9 |
| HP OMEN GT22-3080 Compare | 96 | 88.9 | 78.7 | 93.2 | 91.6 | 75.5 | 70.5 | 87.3 |
| ASUS Republic of Gamers GM700TZ-BS978 Compare | 98.8 | 79.4 | 93.9 | 97.2 | 91.6 | 98.2 | 37.8 | 74.2 |
| MSI MEG Vision X AI VisXAI2NVZ9045 Compare | 97.5 | 90.7 | 97.4 | 98.2 | 91.6 | 0 | 37.8 | 87 |
| Dell Tower ECT1250 Compare | 89.5 | 30.9 | 82.4 | 86.3 | 82.7 | 98.2 | 70.5 | 99.1 |
| CLX SET TGMSETRTU5204BM Compare | 94.2 | 82.4 | 96.4 | 86.3 | 99.2 | 98.2 | 11.6 | 95.5 |
価格
コストパフォーマンス
このThinkCentre M90s Gen 5、価格が店舗によって大きく変わる。最安値は約2275ドルだが、高いところでは3736ドルと、実に1461ドルもの開きがある。Neweggでの取り扱いが中心で、最安値もここから出ているので、買うならまずNeweggの価格をチェックするのが鉄則だ。同じ価格帯なら、HP Omen 45LのようなゲーミングPCや、Apple Mac Studio M4 Maxといったクリエイター向けマシンも視野に入る。ただし、それらは方向性がまったく違う。純粋にビジネス用途で、信頼性と拡張ポート、vPro対応が必要なら、この価格は妥当と言える。
詳細情報
概要
ビジネス向けデスクトップを探しているなら、Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5は検討リストに入ってくる一台だ。SFF筐体に第14世代のIntel Core i7-14700、32GBのDDR5メモリ、1TBのNVMe SSDを詰め込み、Windows 11 Proで動作する。オフィスワークや在宅勤務での生産性を重視した構成で、拡張性や信頼性を求める企業ユーザーをメインターゲットにしている。
ポート類は充実しており、DisplayPort、HDMI 2.1、USB-C、8つのUSB-Aポート、Wi-Fi 6Eと、周辺機器をたくさん繋ぐ環境でも困らない。重量は5.3kgとSFFとしてはやや重めだが、その分しっかりした造りを感じさせる。DVDドライブも内蔵しているので、まだ光学メディアを使う業務があるなら地味に助かるポイントだ。
ただし、グラフィックスはCPU内蔵のIntel UHD Graphics 770のみ。動画編集や3Dレンダリング、ましてやゲーミングにはまったく向いていない。あくまで表計算、資料作成、Web会議、軽い画像編集といったビジネス用途に割り切ったマシンだ。
よくある質問
Q: Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5のメモリは増設できますか?
はい、DDR5メモリを搭載しており、標準で32GBですが、マザーボードのスロットに空きがあれば増設可能です。SFF筐体なので作業スペースは少し狭い点に注意してください。
Q: このPCはゲームに使えますか?
いいえ、Intel UHD Graphics 770は内蔵GPUで、3Dゲームにはまったく向いていません。軽いブラウザゲームなら動きますが、本格的なゲーミングには専用GPU搭載モデルを選んでください。
Q: ThinkCentre M90s Gen 5にグラフィックカードを後付けできますか?
310Wの電源とSFF筐体の制限で、ロープロファイル対応のごく一部のカードしか搭載できません。本格的なグラボ増設は事実上不可能と考えたほうがいいです。
Q: モニターは付属していますか?
付属していません。本体、キーボード、マウスのみのセットなので、別途モニターを用意する必要があります。DisplayPortとHDMI 2.1の両方に対応しています。
おすすめできない人
ゲーマーや動画編集者、3Dモデリングをする人は、このPCを絶対に買ってはいけない。GPU性能が低すぎて、まともに作業できない。同じ予算ならHP Omen 45LやASUS ROGシリーズのゲーミングデスクトップを選ぶべきだ。また、Macのエコシステムに慣れているクリエイターなら、Apple Mac Studio M4 Maxのほうが静かでパワフル。あくまで「オフィスソフトとブラウザが主戦場」という人以外には、もっと適したマシンがある。
総評
Lenovo ThinkCentre M90s Gen 5は、オフィスワークや在宅勤務の「道具」として非常に優れたデスクトップだ。CPUとメモリに余裕があり、ポートも豊富で、何より信頼性の高さが売り。Windows 11 Pro搭載で、企業のIT管理にもすんなり馴染む。ユーザー評価も4.7点と高く、32GBメモリや1TB SSDを評価する声が多い。
ただし、グラフィック性能だけはどうしようもなく低い。ゲームはもちろん、ちょっとした動画編集すら厳しい。モニターも付属しないので、初めてPCを買う人には不親切に感じるかもしれない。これが「買い」かどうかは、GPUが必要かどうかの一点に尽きる。必要ないなら、この価格でこの安定感はかなり魅力的だ。