Sony Cyber-shot RX100 VII Black 2019
1.0型積層CMOSセンサーと24-200mm F2.8-4.5ズームレンズの組み合わせが際立ち、ポケットサイズで最大20fpsのブラックアウトフリー連写を実現します。 180度チルト可能な3.0型液晶モニターは自撮りやハイアングル撮影でのフレーミングを容易にし、動画でもリアルタイム瞳AFが機能します。 4K動画撮影と高速AFを活かしたい、携帯性を最優先するVlog撮影者や旅行中のストリーマーに最適です。
概要
30秒まとめ
RX100 VIIの真骨頂は、ポケットサイズで24-200mmズームと驚異的なAFを両立していること。バッテリーの弱さと操作性の古さは大きな妥協点だが、この携帯性でここまで撮れるカメラは他にない。予備バッテリーを買う覚悟があるなら、買って後悔はしない一台。
メリットとデメリット
長所
- ポケットに入るサイズで24-200mmをカバーするレンズは唯一無二。 94th
- AFと20fps連写の組み合わせは、動体撮影でコンデジの常識を覆す。 90th
- ポップアップEVFは日中の屋外でも快適にフレーミングできる。 89th
- 1インチセンサーとしては高精細で、RAW現像耐性も十分。 81st
短所
- グリップがなくボディが滑りやすいので、落としそうになる。
- 充電とデータ転送が未だにMicro USBなのは、はっきり言って面倒。
- メニュー構成が複雑で、必要な設定を探すのに時間がかかる。
- バッテリーの持ちが悪く、予備なしでの1日撮影は厳しい。
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 326 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
AF性能はバースト撮影と並んでこのカメラのハイライトで、357点像面位相差AFとリアルタイムトラッキングは、動き回る被写体にピタリと張り付く。20fpsのブラックアウトフリー連写は、このクラスでは頭一つ抜けており、一瞬の表情を逃さない。動画も4Kフルピクセル読み出しでシャープだが、4K/60pには非対応。手ブレ補正は4段分とまずまず効くものの、歩きながらのVlogでは頼りない。そして何より、バッテリーが弱い。CIPA基準260枚は、丸一日の観光には心もとなく、予備バッテリーは必須だ。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | CMOS |
| Size | 1-inch" |
| Megapixels | 20.1 MP |
| ISO Range | 100 |
| Processor | BIONZ X |
Autofocus
| AF Points | 357 |
| Eye AF | Yes |
| Animal AF | Yes |
| Subject Detection | Yes |
Shooting
| Burst (Mechanical) | 20 |
| Burst (Electronic) | 90 |
| Max Shutter | 1/32000 |
| Electronic Shutter | Yes |
Video
| Max Resolution | 4K |
| 4K FPS | 30 |
| 1080p FPS | 100 |
| 10-bit | No |
| Log Profile | Yes |
| RAW Video | No |
| Codec | AVCHD/MP4, MP4/XAVC S |
Display & EVF
| Screen Size | 3" |
| Touchscreen | Yes |
| Articulating | Yes |
| EVF Resolution | 2.36 M dots |
Build
| Weather Sealed | No |
| Weight | 0.3 kg / 0.6 lbs |
| Battery Life | 260 |
Connectivity
| Wi-Fi | Yes |
| Bluetooth | Yes |
| USB | USB 2.0 |
| HDMI | ✓ |
| Hot Shoe | No |
競合製品との比較
同じような価格帯のミラーレス機、例えばキヤノンEOS R6 Mark IIIや富士フイルムX-H2と比べると、センサーサイズでは完全に負けている。ボケの大きさや高感度耐性では敵わない。しかし、それらはレンズ込みで1kgを超えるシステムになる。RX100 VIIは272gで24-200mmをポケットに収められる。この「常に持ち歩ける望遠付きカメラ」という一点で、他の追随を許さない。逆に、動画性能やバッテリー持ちを重視するなら、パナソニックGH7のような機種に分がある。
| Spec | Sony Cyber-shot RX100 VII | Fujifilm X-T5 | Panasonic LUMIX GH7 | Nikon Z5 II | OM System OM-1 | Olympus OM-D E-M1 Mark III |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | compact | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 20.1MP 1-inch | 40.2MP aps-c | 25.2MP micro-four-thirds | 24.5MP full-frame | 20.4MP micro-four-thirds | 20.4MP micro-four-thirds |
| AF Points | 357 | 425 | 315 | 273 | 1053 | 121 |
| Burst FPS | 20 | 15 | 75 | 30 | 10 | 15 |
| Video | 4K @30fps | 6K @60fps | 6K @120fps | 4K @60fps | 4K @60fps | 4K @30fps |
| IBIS | true | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | false | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 272 | 476 | 721 | 620 | 511 | 580 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | User Sentiment | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Sony Cyber-shot RX100 VII | 89.4 | 81 | 8.1 | 94.3 | 69.7 | 44.7 | 1.8 | 75.4 | 15.8 | 78 | 89.8 | 78.1 |
| Fujifilm X-T5 Compare | 90.8 | 91.5 | 92.9 | 83.6 | 93 | 99.1 | 96.8 | 99.2 | 62.9 | 95.1 | 97.6 | 95.5 |
| Panasonic LUMIX GH7 Compare | 88.5 | 90.5 | 97.1 | 95.2 | 97.5 | 61.5 | 91.8 | 86.9 | 91.7 | 95.1 | 78.1 | 97.1 |
| Nikon Z5 II Compare | 87.2 | 91.5 | 95.5 | 88.8 | 87.6 | 59.2 | 92.7 | 86.9 | 62.9 | 95.1 | 99.5 | 88.7 |
| OM System OM-1 Compare | 96 | 97.9 | 85.2 | 94.7 | 86.3 | 47.2 | 95.7 | 86.9 | 91.7 | 88.3 | 84.6 | 88.7 |
| Olympus OM-D E-M1 Mark III Compare | 84 | 86.9 | 94.6 | 91.3 | 69.7 | 47.2 | 93.8 | 86.9 | 62.9 | 95.1 | 99.9 | 97.1 |
価格
コストパフォーマンス
このカメラの価格は、販売店によって驚くほど開きがある。最安値は1340ドルだが、高いところでは319048ドルという異常値も見られる。実質的には1300ドル台が相場で、この性能と携帯性を考えれば、適正価格と言える。ただ、発売から年数が経っていることを考えると、最新のスマホや、もう少し大きいがAPS-Cのミラーレス機と比較して、この金額を出す価値があるかはよく考えたい。
詳細情報
概要
ソニーのRX100 VIIは、ポケットに入るボディにプロレベルのオートフォーカスを詰め込んだ、ある意味バケモノみたいなコンデジだ。24-200mmのズームレンズと20fpsのブラックアウトフリー連写を備えていて、これ一台で日常スナップから旅行、ちょっとしたスポーツ撮影までこなせる。ただ、発売から時間が経っている部分もあって、使い勝手の面では古さを感じる場面もある。
画質は1インチセンサーとしては優秀で、特にAFの食いつきは今でもトップクラス。とはいえ、ユーザーの本音を見ると、その小さなボディゆえの操作性の悪さや、信頼性の小さな不安が評価を下げている。スペックだけでは見えない「使ってみてどうか」という部分に、いくつか引っかかりがある一台だ。
よくある質問
Q: Vlog用として使えますか?
4K画質やAF性能は優秀ですが、手ブレ補正が歩き撮りには弱く、マイク入力もありません。固定した三脚撮影や、ジンバルと組み合わせるならアリです。
Q: バッテリーは1日持ちますか?
CIPA基準で260枚と少なめなので、観光などで丸一日使うには心もとないです。モバイルバッテリーからのUSB充電も可能ですが、予備バッテリーを持ち歩くのが無難です。
Q: スマホと比べて画質はどれくらい良いですか?
1インチセンサーと光学ズームのおかげで、特に望遠時や暗所でのディテール保持で最新スマホよりも明確に有利です。ただし、スマホのような自動HDR処理は控えめなので、撮影後の編集で仕上げる前提だとより楽しめます。
おすすめできない人
グリップ感や直感的な操作性を重視する人、あるいはバッテリー切れを常に心配したくない人は、素直に最新のハイエンドスマホか、少し大きくてもAPS-Cミラーレス機を選んだほうが幸せになれます。また、本格的な4K/60p以上の動画撮影が必要な人にも、このカメラはオススメしません。
総評
RX100 VIIは、画質と携帯性のバランスが全ての人にハマるわけではない、ちょっとピーキーなカメラだ。旅行先でとにかく軽く済ませたいけど、スマホ以上のズームとAFが欲しい人には、これ以上ない相棒になる。ただ、操作性の悪さやバッテリーの弱さを「まあいいか」と思える人でないと、すぐに不満が出てくるだろう。