Sony G Master SEL100M28GM 100mm
最大1.4倍の等倍超マクロ撮影を実現し、テレコンバーター使用時には2.8倍まで拡大可能な点が際立ちます。XDリニアモーター4基による高速AFと、マクロ撮影に最適化された光学式手ブレ補正が、ピントのシビアな接写を強力に支援します。肉眼では捉えられないディテールや質感を追求する、本格的なマクロフォトグラファーに最適な一本です。
概要
30秒まとめ
ソニー FE 100mm f/2.8 Macro GMは、1.4倍の最大撮影倍率と高速AFを両立したG Masterマクロレンズ。テレコン対応で最大2.8倍まで拡張でき、防塵防滴ボディも頼もしい。マクロ撮影を極めたいソニーユーザーにとって、これ以上ない相棒です。
メリットとデメリット
長所
- 1.4倍の最大撮影倍率で、肉眼を超えるマクロ世界が撮れる 98th
- XDリニアモーター4基による爆速かつ静かなAF 90th
- マクロに最適化された強力な手ブレ補正 90th
- テレコン対応で最大2.8倍まで拡張可能 86th
- 防塵防滴設計でアウトドアでも安心
短所
- ボケ味はG Masterとしては平均的で、少し硬い
- ポートレート用途では54.9点と評価が低め
- F2.8は明るいが、このクラスでは標準的
- 三脚座がなく、重めのボディだとバランスが悪い
- 一部の小売店で異常な高値が付いている
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 43 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
AF性能はデータベース内で98パーセンタイルと、マクロレンズとしてはトップクラス。実際、ピントが迷うシーンはほとんどなく、動き回る小さな被写体にもしっかり食いつきます。光学性能も89パーセンタイルと優秀で、XAレンズ2枚とEDレンズ2枚の効果で、画面周辺までシャープ。ナノARコーティングIIが逆光時のフレアやゴーストをしっかり抑えてくれるので、コントラストの高い絵が得られます。
マクロ性能は85パーセンタイルと、さすがの一言。1.4倍の最大撮影倍率は、花のシベや昆虫の複眼をフレームいっぱいに捉えたい人にはたまらないでしょう。手ブレ補正も81パーセンタイルと安定していて、等倍付近でのシビアなピント合わせをしっかりサポートしてくれます。ただ、ボケ味は41パーセンタイルと、G Masterにしては平均的。11枚羽根の絞りは形状が綺麗ですが、後ボケに少し硬さを感じる場面もありました。
スペック
全スペック一覧
Optics
| Type | Macro |
| Focal Length Min | 100 |
| Focal Length Max | 100 |
| Elements | 17 |
| Groups | 13 |
| Aspherical Elements | 2 |
| ED Elements | 2 |
| Coating | Nano AR Coating II |
Aperture
| Max Aperture | f/22 |
| Min Aperture | f/2.8 |
| Constant | Yes |
| Diaphragm Blades | 11 |
Build
| Mount | Sony E |
| Format | full-frame |
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 0.6 kg / 1.4 lbs |
| Filter Thread | 67 |
AF & Stabilization
| AF Type | XD Linear Motor |
| Stabilization | Yes |
Focus
| Min Focus Distance | 260 |
| Max Magnification | 1.4x |
競合製品との比較
競合として名前が挙がるのは、まずソニー純正のFE 90mm F2.8 Macro G OSS。こちらは等倍マクロで、価格もさらに手頃。拡大率とAF速度を取るなら100mm GM、コスパを取るなら90mm Gという住み分けです。サードパーティでは、タムロンの90mm F2.8 Di III Macro VXDがAF速度と軽さで迫りますが、テレコン非対応。シグマの105mm F2.8 DG DN Macro Artは光学性能で肉薄しますが、AF速度ではソニーに分があります。
ただ、今回のデータベースが示す競合はズームレンズばかりで、マクロ性能では勝負になりません。タムロン18-300mmやシグマ16-300mmのような高倍率ズームは便利ですが、等倍撮影すらできないモデルが多く、本気のマクロ撮影には全く向きません。Canon RF 28-70mm F2.8やNikon 16-85mmも同様で、マクロ用途で比較する相手ではないというのが正直なところです。
| Spec | Sony G Master SEL100M28GM 100mm | Tamron Di III VC 28-300mm f/4-7.1 VXD | Sigma Contemporary 18-50mm f/2.8 DC DN | Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12035 | Viltrox Pro AF 27mm f/1.2 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Focal Length | 100mm | 28-300mm | 18-50mm | 17-28mm | 12-35mm | 27mm |
| Max Aperture | f/22 | f/4 | f/2.8 | f/2.8 | f/2.8 | f/1.2 |
| Mount | Sony E | Sony E | Sony E | Nikon Z | Micro Four Thirds | Sony E |
| Stabilization | true | true | false | false | true | false |
| Weather Sealed | true | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 644 | 610 | 290 | 450 | 306 | 560 |
| AF Type | XD Linear Motor | VXD linear motor | stepping motor | Stepping Motor | Autofocus | STM |
| Lens Type | macro | zoom | zoom | zoom | zoom | prime |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | Bokeh | Build | Macro | Optical | Aperture | Versatility | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Sony G Master SEL100M28GM 100mm | 98.1 | 32.5 | 61.9 | 85.5 | 90.3 | 20 | 33.7 | 89.9 | 82.5 |
| Tamron Di III VC 28-300mm f/4-7.1 VXD Compare | 98.1 | 77.3 | 65.3 | 85 | 96.8 | 65.6 | 97.8 | 55.9 | 82.5 |
| Sigma Contemporary 18-50mm f/2.8 DC DN Compare | 87.2 | 81.4 | 86.7 | 90.8 | 82.5 | 83.6 | 78.5 | 89.9 | 36.8 |
| Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 Compare | 87.2 | 86.6 | 75.9 | 85 | 88.4 | 83.6 | 68.1 | 70.3 | 36.8 |
| Panasonic Leica DG Vario-Elmarit H-ES12035 Compare | 53.6 | 81.4 | 86.1 | 50.7 | 86.7 | 83.6 | 80.5 | 85.6 | 96.9 |
| Viltrox Pro AF 27mm f/1.2 Compare | 87.2 | 98.7 | 68.3 | 38.2 | 82.5 | 98.5 | 33.7 | 89.9 | 36.8 |
価格
コストパフォーマンス
実売価格は$799からと、G Masterレンズとしてはかなり現実的なライン。ただ、同じくソニーのFE 90mm F2.8 Macro G OSSが中古市場でさらに安く手に入ることを考えると、1.4倍の拡大率にどこまで価値を感じるかが分かれ目です。サードパーティ製だと、タムロンやシグマからもマクロレンズが出ていますが、AF速度やテレコン対応を含めたトータル性能では本機が一歩リード。Best Buyでのオープンボックス品を狙うのも賢い手です。
詳細情報
概要
ソニーがG Masterラインに初めて送り込んだ本格マクロ、FE 100mm f/2.8 Macro GM。マクロ撮影がメインのレンズですが、100mmの焦点距離とF2.8の明るさはポートレートや動画にも使える一本です。最大撮影倍率は1.4倍と、等倍を超える拡大性能を持っているので、肉眼では見えないディテールを写し込めます。さらに、別売りのテレコンバーターを使えば2.8倍まで拡大可能。ここまで寄れるフルサイズ用AFマクロは、正直かなりレアです。
AF駆動にはXDリニアモーターを4基搭載していて、α9 IIIの120コマ/秒にも対応する高速性。手ブレ補正もマクロ領域に最適化されており、手持ちでもかなり粘れます。防塵防滴設計でフィールドワークも安心。重さは644gと、このクラスとしては標準的ですが、長時間の手持ち撮影では少し腕にくるかもしれません。
価格はオープンですが、実売は$799からと、G Masterとしては手が届きやすい部類。とはいえ、一部の小売店では$329,336というトンデモ価格が付いているケースもあるので、購入前にちゃんと相場をチェックしてください。
よくある質問
Q: SEL100M28GMの最大撮影倍率はどのくらいですか?
最大撮影倍率は1.4倍で、等倍を超えるマクロ撮影が可能です。別売りのテレコンバーターを使えば、2.8倍まで拡大できます。
Q: このレンズに三脚座は付けられますか?
現時点では、ソニー FE 100mm f/2.8 Macro GM専用の三脚座は発売されていません。レンズの設計上、後付けが難しい可能性があります。
Q: Sony 100mm f/2.8 Macro GMはポートレートにも使えますか?
100mm F2.8はポートレートにも使えますが、データベース上の評価は54.9点と低めです。ボケ味やAF速度を重視するなら、85mm F1.4などの方が適しています。
Q: ソニー90mmマクロと100mm GMの違いは何ですか?
最大の違いは撮影倍率で、90mmが等倍なのに対し、100mm GMは1.4倍まで拡大できます。AF速度やテレコン対応でも100mm GMが上回ります。
おすすめできない人
ポートレートやスナップがメインで、マクロはたまにしか撮らない人にはオーバースペックです。FE 90mm F2.8 Macro G OSSの方が軽くて安く、普段使いもしやすいでしょう。また、ボケの質感にこだわる人は、このレンズのやや硬めのボケに物足りなさを感じるかもしれません。昆虫など高速で動く被写体を追うのが主目的なら、AFが迷う場面もあるため、MFでのピント合わせに慣れている必要があります。
総評
マクロ撮影に本気で取り組みたいソニーユーザーなら、このレンズは間違いなく「買い」です。1.4倍の拡大率と信頼できるAF、強力な手ブレ補正の組み合わせは、フィールドでの歩留まりを確実に上げてくれます。テレコンを追加すれば、さらに深いマクロの世界に足を踏み入れられる拡張性も魅力。
ただ、ポートレートや動画がメインで、たまに花を撮る程度なら、FE 90mm F2.8 Macro G OSSで十分かもしれません。ボケ味にこだわる人も、このレンズより105mm F1.4のような単焦点の方が幸せになれるでしょう。あくまで「マクロが主戦場」という人にこそ刺さる一本です。