Leica M M11-P Srgb 2023
{ "review": "世界初のコンテンツ認証機能を搭載し、6000万画素フルサイズBSI CMOSセンサーと256GBの内蔵メモリにより、撮影から公開までの信頼性を確保します。真鍮製トップカバーにクロム仕上げを施したアイコンレスデザインと、傷に強いサファイアガラス製2.95インチタッチスクリーンが、最高級のビルドクオリティを体現しています。このカメラは、作品の来歴と知的財産を厳格に管理する必要があるプロのドキュメンタリー写真家や報道写真家に最適です。" }
概要
30秒まとめ
バッテリーは97パーセンタイルと驚異的だが、連写は下位2%と極端なカメラ。60MPセンサーの画質は素晴らしく、世界初のコンテンツ認証機能はプロにとって革新的だ。ただし、動画もAFも平均以下で、価格は7995ドルからと、完全に趣味の領域。
メリットとデメリット
長所
- バッテリー持ちが97パーセンタイルと、ミラーレス機で最高レベルのスタミナ 98th
- 60MP BSI CMOSセンサーによる圧倒的な解像感とトリプルレゾリューションの柔軟性 86th
- 256GBの大容量内蔵メモリで、メディアなしでも即撮影可能 83rd
- 世界初のコンテンツ認証機能で、画像の真正性を保証 78th
- ロゴレスのアイコニックなデザインと真鍮天板の質感は所有欲を満たす
短所
- 4.5fpsの連写は下位2%と、動体撮影には全く使えない
- 動画性能が19パーセンタイルと、ほぼ無視できるレベル
- AF性能が31パーセンタイルと、現代のミラーレスとしては心もとない
- 1451gの重量は、コンパクトとは言い難い
- 防塵防滴非対応で、この価格帯では不安が残る
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 8 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
60MPのセンサーは解像感が素晴らしく、トリプルレゾリューション技術により3600万画素や1800万画素での撮影も可能だ。センサー自体のスコアは70パーセンタイルと、悪くはないが最高峰ではない。しかし、このカメラの魅力はベンチマークの数字ではなく、光学ファインダーを通した体験と、あの独特なライカの色再現にある。ISO 64から50000までの広い感度域を持ち、特に低感度域でのディテール描写は圧巻だ。
動画性能は19パーセンタイルと、率直に言っておまけ程度。手ぶれ補正もなく、AF性能も31パーセンタイルと頼りない。だが、このカメラで動画を撮ろうとか、スポーツを追いかけようと思う人はいないだろう。これはマニュアルフォーカスでじっくり構図を決め、シャッターを切る喜びのために存在する。
スペック
全スペック一覧
Sensor
| Type | BSI CMOS |
| Size | full-frame |
| Megapixels | 60.3 MP |
| ISO Range | 64 |
| Processor | Maestro III |
Autofocus
| AF Type | Manual (focus assist functions Magnification and Focus Peaking a |
Shooting
| Burst (Mechanical) | 4.5 |
| Max Shutter | 1/16000 |
| Electronic Shutter | Yes |
Display & EVF
| Screen Size | 2.95" |
| Touchscreen | Yes |
| Articulating | No |
| EVF Resolution | 2.33 M dots |
Build
| Weight | 1.5 kg / 3.2 lbs |
| Battery Life | 700 |
Connectivity
| Wi-Fi | Yes |
| Bluetooth | Yes |
| USB | USB-C |
| Hot Shoe | Yes |
競合製品との比較
同じ価格帯なら、Sony a1 IIは50MPの積層型CMOSで30fpsのブラックアウトフリー連写、8K動画と、スペック的には完全にM11-Pを圧倒する。Canon EOS R6 Mark IIIも、AF性能と動画では比較にならないほど優れている。しかし、これらは「仕事の道具」だ。一方、M11-Pは「写真を撮る喜び」という、ベンチマークでは測れない価値を提供する。Nikon Z9やFujifilm X-H2と比べても、スペック勝負では全く歯が立たないが、ライカを買う人は最初からそんな比較はしていない。
| Spec | Leica M M11-P | Sony a7R V | Fujifilm X-T5 | Panasonic LUMIX GH7 | Nikon Z5 II | OM System OM-1 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Type | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless | mirrorless |
| Sensor | 60.3MP full-frame | 61MP full-frame | 40.2MP aps-c | 25.2MP micro-four-thirds | 24.5MP full-frame | 20.4MP micro-four-thirds |
| AF Points | - | 693 | 425 | 315 | 273 | 1053 |
| Burst FPS | 4.5 | 10 | 15 | 75 | 30 | 10 |
| Video | - | 8K @60fps | 6K @60fps | 6K @120fps | 4K @60fps | 4K @60fps |
| IBIS | false | true | true | true | true | true |
| Weather Sealed | false | true | true | true | true | true |
| Weight (g) | 1451 | 723 | 476 | 721 | 620 | 511 |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | EVF | Build | Burst | Video | Sensor | Battery | Display | Connectivity | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Leica M M11-P | 36.4 | 82.6 | 86.4 | 1.9 | 23.2 | 76.5 | 98 | 64.1 | 78 | 65.3 | 35.7 |
| Sony a7R V Compare | 95.6 | 99.2 | 97 | 78.2 | 95.8 | 77.9 | 94.2 | 86.9 | 95.2 | 97.7 | 98.6 |
| Fujifilm X-T5 Compare | 90.8 | 91.5 | 92.9 | 83.5 | 92.9 | 99.1 | 96.8 | 99.2 | 95.2 | 97.7 | 95.5 |
| Panasonic LUMIX GH7 Compare | 88.5 | 90.5 | 97 | 95.1 | 97.5 | 61.4 | 91.8 | 86.9 | 95.2 | 78.6 | 97.1 |
| Nikon Z5 II Compare | 87.2 | 91.5 | 95.4 | 88.8 | 87.6 | 59.1 | 92.7 | 86.9 | 95.2 | 99.5 | 88.7 |
| OM System OM-1 Compare | 96 | 97.9 | 85.1 | 94.6 | 86.4 | 47.2 | 95.7 | 86.9 | 88.4 | 85.2 | 88.7 |
価格
コストパフォーマンス
価格は7995ドルからと、カメラとしては完全に別次元の世界だ。店舗によっては147万ドルという、もはや冗談のような価格差がついているケースもある。この価格で手ぶれ補正もなく、動画もAFも平均以下というのは、スペックだけで判断する人には全く理解できないだろう。しかし、ライカのMマウントレンズ群と組み合わせた時の描写力、そして何より「撮る行為そのもの」に価値を感じる人にとっては、唯一無二の選択肢だ。
詳細情報
概要
Leica M11-Pは、60MPのフルサイズBSI CMOSセンサーを搭載し、我々のデータベースでバッテリー性能が97パーセンタイルという驚異的なスタミナを見せるレンジファインダーだ。700ショットのCIPA定格は、ミラーレス機の中でもトップクラスで、丸一日の撮影でもバッテリー切れの心配はまずない。256GBの内蔵メモリも地味に嬉しいポイントで、SDカードを忘れてもすぐに撮影を始められる。
しかし、このカメラの真価はスペックシートの数字には表れない。世界初のコンテンツ認証機能を搭載し、撮影から公開までの真正性を担保するという、フォトジャーナリストや権利管理に敏感なプロにとっては革新的な機能だ。もっとも、4.5fpsの連写速度はデータベース内で下位2%と、動きものには全く向いていない。これは純粋に、じっくりと一枚を撮るための道具だ。
よくある質問
Q: M11-Pのコンテンツ認証機能とは何ですか?
撮影時に画像へデジタル署名を埋め込み、改ざんを検知できるようにする仕組みです。AdobeやBBCなどが参加するCAI(Content Authenticity Initiative)に準拠しており、報道や権利管理の現場で画像の真正性を証明できます。
Q: 動画性能はどの程度ですか?
正直なところ、動画はおまけと考えてください。我々のデータベースでは19パーセンタイルと、競合のSony a1 IIやCanon R6 Mark IIIとは比較になりません。手ぶれ補正もなく、AFも動画向きではないので、スチル専用機と割り切るべきです。
Q: 60MPのファイルサイズは扱いにくくないですか?
トリプルレゾリューション技術により、3600万画素や1800万画素での撮影も可能です。普段は3600万画素で撮り、ここぞという時だけ60MPを使うという柔軟な運用ができます。256GBの内蔵メモリも、大容量ファイルの保存に余裕を持たせてくれます。
おすすめできない人
スペックシートを重視する人、動画もバリバリ撮りたいハイブリッドシューター、そしてスポーツや野生動物を追いかける人には全く向かない。連写は4.5fpsで下位2%、AFも31パーセンタイルと、動きものには絶望的だ。1451gの重量と防塵防滴非対応も、過酷な環境での使用を想定するなら大きなマイナス。同じ予算でSony a1 IIやNikon Z9を買えば、あらゆる面で上回る性能が手に入る。
総評
Leica M11-Pは、数字で評価することを拒むカメラだ。バッテリー以外のほぼ全てのスペックで競合に劣り、価格は天文学的。それでも、このカメラでしか得られない撮影体験と画質がある。コンテンツ認証機能が必要なプロフェッショナル、あるいは単に「ライカで撮る」という行為自体に価値を見出せる人にとっては、これ以上ない相棒になる。そうでないなら、同じ予算でSony a1 IIとGMレンズを揃えた方が、はるかに多くのことが出来る。