LG UltraGear 34GS95QE-B 34" Black 2024
OLEDパネルによる150万:1のコントラスト比と0.03msの応答速度が、圧倒的な黒の深みと動きの明瞭さを実現する。800Rの強い湾曲と3440x1440の解像度が没入感を高め、240HzのリフレッシュレートとG-Sync互換性が滑らかな映像を提供する。応答速度とコントラストを最重視するシミュレーションやFPSゲーマーに最適な一台。
概要
30秒まとめ
LG 34GS95QE-Bは、240Hz駆動の34インチ曲面OLEDで、ゲームの没入感は折り紙付き。0.03msの応答速度と完全な黒の表現力は、競技ゲームから映画鑑賞までを高次元でこなす。ただし、輝度の低さとOLED特有のテキスト描画、そして品質のばらつきに関するユーザー報告は気になる点。$800以下で見つけたら即買いレベルのお宝だが、定価なら他のQD-OLEDも検討すべき。
メリットとデメリット
長所
- 240Hzと0.03msの応答速度で、動きがとにかく滑らか。競技ゲームで優位に立てる 98th
- OLEDの1,500,000:1コントラスト比が生む完全な黒。暗いシーンの没入感が段違い 97th
- DCI-P3 98.5%の色域で、ゲームも映画もクリエイティブワークも鮮やか 91st
- FreeSync Premium ProとG-Syncの両対応で、GPUを選ばない安心感 90th
- 800Rの曲面が視界を包み込み、ウルトラワイドの没入感を最大限に引き出す
短所
- 275ニトの輝度は明るい部屋では物足りない。HDRのインパクトも限定的
- ユーザーから画面の復帰問題や初期不良の報告が散見される。品質のばらつきが不安
- 本体に音量調節機能がないのは、モニターのスピーカーを使う人には地味に不便
- USB-Cポート非搭載。最近のノートPC1本で済ませたい人には向かない
- OLED特有のテキストの滲みがあり、文字読みがメインの作業には不向き
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 27 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
このモニターのパフォーマンスは、私たちのデータベースでもトップクラス、上位2%に入る実力です。240Hzのリフレッシュレートと0.03msの応答速度の組み合わせは、特に競技性の高いFPSやレースゲームで違いを生み出します。動きの速いシーンでも画像が驚くほどクリアで、残像感はほとんどゼロ。FreeSync Premium ProとG-Sync互換のおかげで、フレームレートが多少変動してもカクつきやティアリングとは無縁です。この滑らかさを一度体験すると、もう60Hzのモニターには戻れません。
ただし、HDRを有効にするとリフレッシュレートを下げる必要があるというユーザーの指摘は、スペックの高さとの間にギャップを感じさせる部分です。最大輝度275ニトは、SDRコンテンツでは十分ですが、DisplayHDR True Black 400の認証があるとはいえ、明るい部屋でHDRのハイライトを爆発させるような派手さはありません。OLEDの真骨頂は、明るさよりも、完全な黒とピクセル単位の輝度制御によるコントラスト感にあります。暗いシーンでのディテール表現は、まさにこのモニターの真骨頂と言えるでしょう。
スペック
全スペック一覧
Display
| Size | 34" |
| Resolution | 3440x1440 |
| Panel Type | OLED |
| Aspect Ratio | 21:9 |
| Curved | Yes |
| Curvature | 800 |
Performance
| Refresh Rate | 240 Hz |
| Response Time | 0.03 |
| Adaptive Sync | FreeSync Premium Pro |
Color & HDR
| Brightness | 275 nits |
| Color Gamut | DCI-P3 98.5% (CIE1976) |
| Color Depth | 10-bit |
| HDR | DisplayHDR True Black 400 |
| HDR Support | HDR10 |
Connectivity
| HDMI Ports | 2 |
| DisplayPort | 1 |
| USB-C | 0 |
| Thunderbolt | 0 |
| Speakers | No |
| Headphone Jack | Yes |
Ergonomics
| Height Adjustable | Yes |
| Tilt | Yes |
| Swivel | Yes |
| Pivot | Yes |
| VESA Mount | 100x100 |
Features
| Webcam | No |
| Touchscreen | No |
| PIP/PBP | Yes |
| Weight | 9.3 kg / 20.5 lbs |
競合製品との比較
ライバルとの比較でまず目立つのは、同じウルトラワイドOLEDのAlienware AW3425DWです。Alienwareは信頼性とブランド力で一歩リードしており、ユーザーから報告されているような画面復帰の不具合は少ない印象です。画質面では互角ですが、LGの方が800Rというより急なカーブを採用しており、没入感では一歩上かもしれません。ただ、細かい品質の安定性を取るならAlienwareに軍配が上がります。
MSI MPG 272URX QD-OLEDは、パネル技術の世代が新しく、輝度と色域でLGを上回る可能性が高いです。特にHDR体験の質を重視するなら、QD-OLEDの方が明るく、発色も良いでしょう。ASUS ROG Strix XG27AQDMGも同様に高リフレッシュレートのOLEDですが、こちらは27インチのフラットパネルです。LGの魅力は、この34インチというサイズと曲面が生み出すウルトラワイドの没入感に尽きるので、画面の広さを優先するならLGが唯一無二の選択肢になります。
| Spec | LG UltraGear 34GS95QE-B 34" | ASUS ROG Strix XG27AQDMG | Samsung Odyssey Neo G9 LS57CG952NNXZA | Dell UltraSharp U4025QW | MSI MPG 272URX QD-OLED | Alienware AW-Series AW3425DW |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Screen Size | 34 | 26.5 | 57 | 39.70000076293945 | 27 | 34 |
| Resolution | 3440 x 1440 | 2560 x 1440 | 7680 x 2160 | 5120 x 2160 | 3840 x 2160 | 3440 x 1440 |
| Panel Type | OLED | OLED | VA | IPS | OLED | QD-OLED |
| Refresh Rate | 240 | 240 | 240 | 120 | 240 | 240 |
| Response Time Ms | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 | 1 | 5 | 0.029999999329447746 | 0.029999999329447746 |
| Adaptive Sync | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | FreeSync Premium Pro | Adaptive-Sync | G-Sync Compatible | FreeSync Premium Pro |
| Hdr | DisplayHDR True Black 400 | HDR10 | HDR10+ | DisplayHDR 600 | DisplayHDR True Black 400 | DisplayHDR 400 True Black |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | Color | 携帯性 | Display | Feature | User Sentiment | Ergonomic | Performance | Connectivity | ユーザー評価 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| LG UltraGear 34GS95QE-B 34" | 80.4 | 32.2 | 85.2 | 97.2 | 29.4 | 90.3 | 97.9 | 87.7 | 90.8 |
| ASUS ROG Strix XG27AQDMG Compare | 96.5 | 74.1 | 75.4 | 71.9 | 96.2 | 90.3 | 97.9 | 93.2 | 86 |
| Samsung Odyssey Neo G9 LS57CG952NNXZA Compare | 99.4 | 32.2 | 99.7 | 97.2 | 0 | 72 | 87.2 | 93.2 | 95.5 |
| Dell UltraSharp U4025QW Compare | 97.6 | 82.5 | 98.3 | 97.2 | 76.5 | 72 | 55.7 | 99.3 | 98.3 |
| MSI MPG 272URX QD-OLED Compare | 95.7 | 64.1 | 97.3 | 85.8 | 76.5 | 90.3 | 97.9 | 81.9 | 75.8 |
| Alienware AW-Series AW3425DW Compare | 98.2 | 80.1 | 85.2 | 91.5 | 0 | 90.3 | 97.9 | 95.3 | 95.5 |
価格
コストパフォーマンス
この製品の最大の謎は、その価格です。販売店によって$797から$27,096と、もはや誤差のレベルを超えた価格差があります。$797で手に入れられたというユーザーの声もあるように、セールやリファービッシュ品を狙えば、この性能は驚異的なコストパフォーマンスを発揮します。Neweggでのリファービッシュ品の取り扱いもあるようなので、賢く探せばお宝になり得る一台です。
一方で、定価の$1,300前後で買うとなると、話は別です。その価格帯には、より高輝度なQD-OLEDパネルを搭載したMSI MPG 272URXや、信頼性の高いAlienware AW3425DWといった強力なライバルがひしめいています。このモニターの真の価値は、いくらで買うかで大きく変わる、というのが正直なところです。
詳細情報
概要
LGのUltraGear 34GS95QE-Bは、34インチのウルトラワイド曲面OLEDがもたらす没入感を、240Hzのリフレッシュレートで楽しめるゲーミングモニターです。3440x1440の解像度と21:9のアスペクト比は、ゲームの世界を視界いっぱいに広げてくれるし、0.03msの応答速度はプロレベルの反応の良さを約束してくれます。FreeSync Premium ProとG-Syncの両対応で、NVIDIA派もAMD派もティアリングの心配は無用。スペックシートを見る限り、まさにゲーマーの夢のような一台です。
ただ、このモニターの面白いところは、ゲーミング性能だけじゃなく、オフィススコアも90.2点とかなり高い点です。DCI-P3 98.5%の色域カバー率と10億色以上の表示能力は、クリエイティブワークにも十分使えるポテンシャルを秘めています。とはいえ、ユーザーからの声を聞くと、その実力が常に発揮されるとは限らないようです。
このモニターが本当に輝くのは、暗い部屋でAAAタイトルや没入感重視のRPGをプレイする時です。1,500,000:1のコントラスト比が生み出す完全な黒と、800Rのきつめのカーブが視界を包み込みます。ただし、明るい部屋での使用や、テキストをガッツリ読む作業がメインなら、いくつか注意点があります。価格も販売店によって$797から$27,096と驚くほど幅があるので、買い物上手になる必要がありそうです。
よくある質問
Q: HDMIの入力端子はいくつありますか?
このモニターにはHDMIポートが2つ搭載されています。これに加えてDisplayPortが1つあるので、ゲーム機とPCを同時に接続して切り替えながら使う、なんてことも簡単です。
Q: NVIDIAのG-Syncには対応していますか?
はい、G-Sync互換を公式にサポートしています。NVIDIAのGPUを使っていても、FreeSync Premium Proと同様に、ティアリングやスタッタリングのない滑らかなゲームプレイを楽しめます。
Q: このモニターの応答速度はどれくらいですか?
カタログスペックでは0.03ms(GtG)という驚異的な速さです。これはOLEDパネルならではの数値で、実際のゲームでも残像感はほとんど感じられず、特にFPSやレースゲームでその真価を発揮します。
Q: テキストの表示は見やすいですか?
正直なところ、これはこのモニターの弱点です。OLEDパネルのピクセル配列の特性上、特に小さな文字の周りに色のフリンジ(にじみ)が出ることがあります。ゲームや動画視聴がメインなら問題になりませんが、長文の読み書きが多い作業にはあまり向いていません。
おすすめできない人
明るい部屋で作業することが多い人や、HDRの眩しい輝きを期待している人は、このモニターを選ぶべきではありません。最大275ニトの輝度は、窓からの光が差し込む部屋では力不足を感じるでしょう。同じ予算なら、より高輝度なQD-OLEDパネルを搭載したMSI MPG 272URX QD-OLEDや、Mini-LEDバックライトのモデルを検討した方が、明るい環境での満足度は高いはずです。
また、プログラマーやライターなど、1日の大半をテキストと向き合って過ごす人にもおすすめしません。OLEDのテキスト描画のクセは、目の疲れや作業効率の低下につながりかねません。この用途には、Dell UltraSharp U4025QWのような、テキスト表示に最適化された高解像度IPSパネルのモニターが圧倒的に快適です。
総評
LG 34GS95QE-Bは、暗い部屋でゲームに没頭するための専用機として最高の一台です。特に、レースシムやフライトシム、RPGなど、視界を覆う広大な景色を楽しみたいゲーマーには、この800R曲面ウルトラワイドの体験は代えがたいものがあります。240Hzの滑らかさとOLEDの美しい黒は、まさにゲームのために生まれてきた組み合わせです。ただし、これは明るいリビングに置く家族共用のモニターではありません。
クリエイティブワークにも使えるポテンシャルはありますが、テキストの読み書きが多い開発者やライターには、正直おすすめしません。OLEDのテキスト描画のクセが気になるはずです。また、HDRの明るさを重視するなら、最新のQD-OLEDモデルを待つか、そちらを選ぶ方が幸せになれます。このモニターの真価は、暗室でゲームをプレイするという、ある意味マニアックな環境でこそ発揮されます。