Rokinon AF 35-150mm f/2-2.8
35-150mmの焦点距離全域でf/2-2.8の明るさを維持し、9枚羽根による自然なボケと防塵防滴構造を備えたオールインワンズームです。リニアSTMによる高速AFと3つのカスタムモードスイッチが、イベント撮影時の操作性を高めます。1本で広角から中望遠までをカバーしたい旅行やポートレート撮影者に適しています。
概要
30秒まとめ
スペックは夢のようだが、AFの現実は悪夢だ。光学性能は本物だが、ピントが合わなければただの重い金属の筒。
メリットとデメリット
長所
- f/2-2.8通しでこのズーム域は唯一無二の便利さ 99th
- 光学性能は価格を考えれば驚異的で、非常にシャープ 91st
- 防塵防滴のしっかりしたビルドクオリティ 85th
- 3つのカスタムスイッチで操作性は良好 67th
短所
- AFが信頼性ゼロ。動画はもちろん、静止画でも歩留まりが悪い
- 不良品報告が多く、品質のばらつきが大きい
- 手ブレ補正非搭載で、ボディ内蔵手ブレ補正に頼る必要がある
- 1315gと重く、気軽なスナップには不向き
オーナーの声
ユーザーの声
購入者の評価が時間とともにどう変化したか
独自顧客が実際にレビューを書いた時期に基づいています。発売当初の高評価が続いたかどうかがわかります。
日付のある顧客レビュー 9 件を暦四半期ごとに集計しています。期間別の分析は英語です。
実証データ
パフォーマンス
光学性能は正直、驚くほど良い。私たちのデータベースでは光学スコアが88パーセンタイルと、このクラスではトップクラスの描写力だ。21枚ものレンズを詰め込んだ設計はダテではなく、ズーム全域で非常にシャープな画が得られる。しかし、その実力を引き出すAFシステムが問題だ。リニアSTM搭載でAFスコア自体は86パーセンタイルと高いポテンシャルを示しているが、実際のユーザー報告では「静止画でも信頼できない」「動画ではパルス状に迷いまくる」という声が圧倒的。ファームウェアで改善されたという報告もあるが、それでも安心して任せられるレベルには達していない。
スペック
全スペック一覧
Optics
| Type | Zoom |
| Focal Length Min | 35 |
| Focal Length Max | 150 |
| Elements | 21 |
| Groups | 18 |
| Aspherical Elements | 2 |
| ED Elements | 6 |
| Coating | Ultra Multi-Coating (UMC) |
Aperture
| Max Aperture | 16-22 |
| Min Aperture | 2-2.8 |
| Constant | No |
| Diaphragm Blades | 9 |
Build
| Mount | L-Mount |
| Format | full-frame |
| Weather Sealed | Yes |
| Weight | 1.3 kg / 2.9 lbs |
| Filter Thread | 82 |
AF & Stabilization
| AF Type | linear stepping motor |
| Stabilization | No |
Focus
| Min Focus Distance | 330 |
| Max Magnification | 1:5.7 |
競合製品との比較
最大のライバルはパナソニックLUMIX S 24-105mm F4だ。広角側が24mmと広く、AFの信頼性は段違いで、手ブレ補正も搭載。f/4通しで望遠側は105mmまでだが、仕事で使うならこちらの方が100倍安心できる。もう一つ、タムロン35-150mm f/2-2.8(ソニーE用)が存在するが、これはLマウントでは使えない。Rokinonはこのタムロンの成功をLマウントに持ち込もうとしたが、AFの完成度で大きく水をあけられている。
| Spec | Rokinon AF 35-150mm f/2-2.8 | Sigma Art 17-40mm F1.8 DC | Tamron Di III VC 28-300mm f/4-7.1 VXD | Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 | Sony E 18-135mm f/3.5-5.6 OSS | Panasonic LUMIX S S-R28200 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| Focal Length | 35-150mm | 17-40mm | 28-300mm | 17-28mm | 18-135mm | 28-200mm |
| Max Aperture | 16-22 | f/1.8 | f/4 | f/2.8 | f/3.5 | f/4 |
| Mount | L-Mount | Sony E | Sony E | Nikon Z | Sony E | L-Mount |
| Stabilization | false | true | true | false | true | true |
| Weather Sealed | true | true | true | true | false | true |
| Weight (g) | 1315 | 535 | 590 | 450 | 326 | 413 |
| AF Type | linear stepping motor | HLA (High-response Linear Actuator) | VXD linear motor | Stepping Motor | Linear motor | Autofocus |
| Lens Type | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom | zoom |
| Compare | Compare | Compare | Compare | Compare |
| 製品 | AF | Bokeh | Build | Macro | Optical | Aperture | User Sentiment | Versatility | ユーザー評価 | Stabilization |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Rokinon AF 35-150mm f/2-2.8 | 85.4 | 39.6 | 20.3 | 67.2 | 99.3 | 43.7 | 1.3 | 90.9 | 59.7 | 35.7 |
| Sigma Art 17-40mm F1.8 DC Compare | 54.1 | 96.7 | 68.1 | 74.3 | 85 | 94.5 | 98.1 | 76.3 | 93.7 | 80.9 |
| Tamron Di III VC 28-300mm f/4-7.1 VXD Compare | 97.7 | 81.2 | 63.7 | 85 | 96.5 | 69.5 | 91 | 97.9 | 50.4 | 80.9 |
| Nikon NIKKOR Z 17-28mm f/2.8 Compare | 85.4 | 89.2 | 74.2 | 85 | 87.6 | 86.6 | 91 | 68 | 66.4 | 35.7 |
| Sony E 18-135mm f/3.5-5.6 OSS Compare | 97.7 | 78.8 | 71.5 | 38.9 | 77.6 | 80.5 | 45.4 | 95.9 | 90.3 | 80.9 |
| Panasonic LUMIX S S-R28200 Compare | 54.1 | 81.2 | 76.8 | 74.3 | 91.4 | 69.5 | 22.3 | 95.6 | 74.1 | 99.4 |
価格
コストパフォーマンス
価格は店舗によって$1,049から$204,133と異常なまでの開きがある。もちろん後者は入力ミスだろうが、実売$1,049ならば、もし完動品を引ければ光学性能だけでも価値がある。しかし、AF問題と不良品リスクを考慮すると、このレンズの「コスパの良さ」は完全に運任せだ。最も安い店舗で買うにしても、返品ポリシーを必ず確認してほしい。
Amazon 2件の価格 最安 R$12,191
Price History
詳細情報
概要
Rokinon AF 35-150mm f/2-2.8は、Lマウントユーザーにとって「もし完璧に動けば」のレンズだ。スペック上はイベント撮影の夢のような1本で、明るいf/2-2.8通しのズームはタムロンがソニーEマウントで大成功を収めたフォーミュラそのもの。しかし、ここに大きな落とし穴がある。ユーザーから報告されているオートフォーカスの信頼性の低さは、単なる「惜しい」では済まされないレベルで、特に動画では「使えない」と断言する声が複数上がっている。このレンズのポテンシャルは光学性能の高さから明らかだが、現状では博打に近い買い物だ。
よくある質問
Q: 動画撮影に使えますか?
やめておけ。AFが迷いまくり、パルス状の動きが映像に出る。どうしても使うならMF限定だが、それなら他のレンズを選んだ方が幸せだ。
Q: タムロンの35-150mmと同じですか?
光学設計は似ているが、中身は別物だ。タムロンはAFが鉄板で信頼できる。RokinonはそのAF信頼性を完全に再現できていない。
Q: Lマウントのカメラで手ブレ補正は効きますか?
このレンズ自体には手ブレ補正がない。S5IIなどのボディ内手ブレ補正搭載機ならある程度効くが、望遠端ではシビアな条件になる。
おすすめできない人
絶対に失敗できない仕事で使うプロは、このレンズをスキップすべきだ。AFの信頼性が低すぎる。代わりにパナソニックLUMIX S PRO 24-70mm F2.8か、望遠が必要なら70-200mm F4を検討してほしい。多少ズーム域を犠牲にしても、ピントが来る安心感は何物にも代えがたい。
総評
このレンズを「おすすめ」とは言えない。スペックと光学性能は素晴らしいが、レンズにとって最も重要な「ピントが合う」という基本動作が不安定では、どんなに明るくてシャープでも意味がない。ファームウェアアップデートで改善されたという声はあるものの、根本的な信頼性の問題は解決していないように見える。仕事や大切な一瞬を撮るためのレンズとして、博打を打つわけにはいかないだろう。